No.14 ページ13
ころんver.
こ「会長....大丈夫?」
る「大丈夫です。ありがとうございます」
さ「さっきのやつ誰?」
る「僕の父親なんですけど....ちょっと厳しくて」
こ「ちょっとには見えないけど....」
る「じゃあこれ以上遅くなったらヤバいので....帰りますね」
さ「1人で大丈夫?」
る「んー....じゃあころん、一緒の方向ですよね?」
こ「ん、一緒帰る?」
る「お願いします」
さ「じゃ、ばいばい」
そう言ってさとみくんと別れる。
こ「会長....家帰ったら大丈夫?」
る「まぁ、何とかなります」
こ「....何かあったら言ってよ?」
る「はい....でも」
こ「ん?」
る「君達が学校に連絡されたら....ごめんなさい」
こ「や、僕達は大丈夫!」
る「....僕、親が大手企業の社長なんですよね。だから親がこういうの厳しくて....生徒会長なのもそれが理由です」
....だから会長は僕達みたいな人と仲がいいのか。
る「僕も一時は不良だったんですけどね。諦めました」
こ「会長が不良...なんか想像つく」
る「放課後に遊んだ事ないってのも嘘です」
こ「....いつからちゃんとするようになったの?」
る「中2の頃かな。口だけでは済まされなくなったので」
こ「....と言うと?」
る「まぁ....いわゆる暴力ですよ。あ、大丈夫ですからね」
こ「....本当に?」
る「本当に大丈夫です....わっ」
僕は会長の体を引き寄せ抱きしめる。
こ「....会長」
る「ん?」
こ「僕の前では....そのままの会長でいてね」
る「っ....じゃあ」
こ「ん?」
る「僕の事....るぅとって呼んでください。会長じゃなくて」
こ「るぅと....るぅとくんでいい?」
る「どうぞ」
こ「....るぅとくん、愛してるよ」
僕はるぅとくんの頬にキスをして腕を離す。
る「僕....ころんがいればもういいや」
こ「ふふっ....僕も。」
る「....もし明日僕に傷ができてたら....キスしてくれる?」
こ「いいよ。ただ無理しすぎないで。助け呼んで」
る「大丈夫です。暴力はこういう時だけなので」
こ「よくない....僕がやだ」
る「....じゃあ。僕ところんが一緒に暮らすまで、ね」
こ「...へ?」
る「お金貯めて同居するまで。僕の事甘やかしてね」
こ「....わかった。絶対ね」
る「ん、約束。じゃ、また明日ね」
こ「....あ!今日ゲーセンで取ったやつカバンに付けてね!」
る「はいはいww」
こ「じゃ、明日!」
る「はい!」
そして次の日。
るぅとくんは学校に来なかった。
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意奉忌 - はじめまして!読まさせていただきました!面白くって次の更新がたのしみです。無理のないように更新お願いします(人∀・) (8月2日 4時) (レス) @page19 id: cfb55df9b6 (このIDを非表示/違反報告)
rei - 作者です!実を言うとどちらが受けか攻めか決まってないんですよね.....日によって変わるとか変わらないとか。もしややこしかったら決めたいと思います!本当にごめんなさい! (2023年1月23日 19時) (レス) id: d741a896d5 (このIDを非表示/違反報告)
歌乃?(プロフ) - るぅころ→黄青、タイトル→苦手だった生徒会長に恋人になった話。【黄×青】への訂正をお願いします。 (2022年12月30日 17時) (レス) id: 1473545ade (このIDを非表示/違反報告)
歌乃?(プロフ) - 青さん受けの場合は【黄×青】にしてください。 (2022年12月30日 17時) (レス) id: 1473545ade (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:rei | 作成日時:2022年12月30日 13時