苦手だった生徒会長の恋人になった話。【青×黄】

No.13 ページ12

さとみver.


さ｢はー....あいつ遅いな｣


生徒会に行ったころん待ってんだけど

なかなかこない

一応生徒会室行ってみるか....


さ｢こーろんっ？まだかかりそう？｣

こ｢いや、もう終わって戻ってきたとこ｣

さ｢じゃあ帰ろ｣

こ｢ああっと....それなんだけど....会長も一緒でいい？｣

さ｢へ？....あぁ....まぁいいけど｣

こ｢ごめんっ！じゃあ会長準備してこ｣


ころんと会長が足早に教室へ行く。

この前まで苦手って言ってたのにな

びっくりして愛想悪い返事しちゃった


こ｢ごめん！おまたせっ！｣

さ｢ん、じゃあ行こ｣

る｢あーっと....あの｣

こ｢ん？｣

る｢僕も....いいんですか？｣

さ｢いいよ、時間ないしゲーセンだけどいい？｣

る｢大丈夫です！｣

こ｢ふっ....会長そんな緊張しなくていいってww｣

る｢いや....学校帰りに遊ぶの初めてで｣

さ｢えっマジ!?｣


そんなこんなで話しながらゲーセンへ行く

てか学校帰りに遊んだ事ない人っているんだな....

まぁ生徒会長だしな


こ｢よっし！昨日の復讐！｣

さ｢あー全然取れんかったやつねww｣

る｢んー....僕も何かやろっかな....｣

さ｢なら簡単そうなやつがいいんじゃね？これとか｣

る｢んん...難しい｣

こ｢あ、これは多分こーやって....はい取れた｣

さ｢ころんのは取れた？｣

こ｢無理！さとみくんよろ！｣

さ｢はいはいww｣


その後ゲーセンを楽しみまくって。

そろそろ帰る時間


こ｢いやー今日も遊んだ遊んだ｣

る｢ころんのリズムゲーム酷かったですねw｣

さ｢いやるぅとのアイスホッケーの方が酷かったけどな｣

る｢逆にさとみくんが完璧なのずるいです｣

こ｢そうだそうだー！｣

さ｢なんで俺に来んだよww｣


そう言って歩いてたら。


_｢....おい｣

る｢へ....あ｣

_｢るぅと、学校は？｣

る｢あ、いや....行きました｣

_｢さっきゲームセンターから出てきたよな？｣

る｢あ....えっと｣

_｢こんな物にお金をかけて....くだらない｣

さ｢おい、さっきからお前何やってんの？｣


こいつ....るぅとの知り合いっぽいけど。

多分ダメなやつだな


_｢大人に向かってどんな態度とってんだ？｣

さ｢そっちも子供に向かってその態度かよ｣

_｢....あ？俺は社長だぞ？警察に訴えればお前なんか...｣

さ｢いいよ？相手してくんねぇだろうけど｣

_｢ﾁｯ...るぅと、お前家帰ったら覚えとけよ｣


そう言って去っていった。

....このまんまじゃるぅとがやばいな

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