苦手だった生徒会長の恋人になった話。【青×黄】

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ころんver.

さ｢よっ！ころん！｣

こ｢うぇあ！びっくりしたww｣

さ｢くせ強すぎなww｣


朝校門に入った瞬間

さとみくんに声をかけられる。

朝から元気だなぁこいつは。


さ｢今日数学提出だけど大丈夫そう？｣

こ｢は!?聞いてないんだけど!?｣

さ｢寝てたお前が悪いww｣

こ｢りいこちゃんに見せてもらうかー｣

さ｢いつもお前そうじゃんww｣


高校になってまで友達でいてくれるさとみくん。

バチバチにつけたピアス。ゆるめまくりの制服。

完全に校則違反。まぁぼくもなんだけど。

そんなくだらないことを考えながら教室へ入ると。


ジ｢おー！やっと来たー！｣

こ｢おはよーってジェルもかいww｣

ジ｢ころちゃんも数学やってないん？｣

こ｢そうww｣

女友｢じゃー私の見せよっかーw?｣

こ｢お願いっ！見せて！｣

女友｢いいよー♡｣

こ｢やった！神！｣

さ｢ころんお前狙われてんじゃねw?｣

こ｢へ？何が？｣

ジ｢天然やなww｣


天然って...ジェルくんに言われるとは....

それに僕の周りの人はみんな騒がしいな....

まぁそれがいいんだけど。


先生｢はーいみんな席座るー！今日は生徒会役員決めるぞ｣


生徒会役員か....みんなが嫌がるような声を上げる。


先生｢じゃあさっそく、やりたいやついるかー｣

ジ｢こんなん居るんw?｣

さ｢....ころん！いっちゃえ！｣

こ｢はぁ!?｣


さとみくんの言葉を合図にみんながお願いしてくる。

生徒会役員か....ちょっと興味あるかも。

好奇心が本能をくすぐる。


こ｢....やっちゃいますかぁ！｣

さ｢うぇーいww｣

先生｢じゃあころんで決定でいいかー？心配しかないけど｣

ジ｢言われてるやんww｣


生徒会役員と言っても....話し合いに出るだけだしな。

ジ｢ｺｿｯ....ころちゃん....大丈夫なん？｣

こ｢うん！大丈夫！｣

ジ｢ならいいけど....じゃあ頑張れw!｣

こ｢あいっ！｣


まさかこの決定が後から重大なことに繋がるとは。


思ってもいなかった。

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