すとぷりの女子メンバー?!３

107話＆お知らせ ページ14

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⤴︎こちら新作となっております！！少しクズめなころんくんと奮闘する夢主ちゃんのラブコメ(？)になっております！ぜひ読んでみてください。

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Aside

ソロタイムもそろそろ終わり。なんつって。

……………いや別に、なんでもないですけど。

一人茶番は置いといて、1人2曲ずつソロで歌って前編は終了した。
ここでバンドの紹介とMCー！！！

ギター、ベース、ドラム、キーボード、シンセの5人をそれぞれ紹介したあとMCに入る。

『ホントに今日楽しいです！！ツーマンライブとか初めてでツアーが始まる3日前くらいまでは緊張してたんだけど、もうそっからは楽しみしかなかった！』

る「普通逆じゃない？ちょっとこの子おかしいんだよね〜。」

『るぅとくん？？？？？』

る「うんなんでもないよ。」

私が睨みつけるとしら〜っと明後日の方向を向いてしまうるぅとくん。
そんな私たちの会話が面白かったのか客席の方から笑い声が聞こえる。

『今回のライブではちょっとしたゲームがしたくてですね！』

る「おぉ！！」

『私持ち込み企画でございます！！』

る「ぱちぱち〜」

と言いながら柔らかくゆったりとしたペースで手を叩くるぅとくん。

『ルールは至って簡単！まぁなんて言えばいいんだろう、愛してるゲームみたいな感じですね。』

る「僕とAで？」

『いいえ、今回は！リスナーさんに向けてやります！』

そう言った瞬間｢キャー｣だの｢ギャー｣だの様々な叫び声……たまに奇声が聞こえてくる。

『リスナーさんに向けて＜愛してる＞とひたすらに囁いていくゲームです。どっちの方が会場を沸かせられるかなっていうね。』

る「なるほどなるほど…。会場には女の子の方が多いわけだし男の僕のほうが有利になっちゃわない？」

ニヤりと勝ちを悟ったような表情で私を見つめてくる。

『私を舐めてもらっちゃ困るよるぅとくん…。』

負けじと私もニヤリと笑ってるぅとくんを見上げた。

私がこの日のためにどれだけ低い声を特訓したかわかっていないからるぅとくんは余裕ぶっこいてられるんだ。

私持ち込み企画なんだから特訓してなんぼ！！ズルじゃない！！！！(


ルール説明
・リスナーに愛を囁く
・ターン数は3回
・「愛してる」だけではなくアレンジも可能
例：「愛しとーよ」「ILoveYou」など
・どれだけ会場を沸かせられたかで勝敗が決まる
・勝者にはご褒美が…？

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