私の本当 ページ6
「怖くて何が悪いの？あなたにわかる訳がない」
強い個性、恵まれた個性をもっている私は勉強も運動も他のことも出来て当たり前。
こんなこと言いたくはないけど……無個性に勝つのも当たり前。
みんなそう言って当然出来るよね、という勝手な願望を、理想を私に押し付けてくる。
お兄ちゃんは頭がいいから、私はいつも苦労していた。
少しでもミスをしてしまうと、毎回言われる
『恵まれた個性があるのにこんなことも出来ないの？』の言葉。
怖いに決まってる。
だから努力した。
寝る間も惜しんで勉強して、遊ぶ時間も削ってトレーニングして……。
その結果が高く上げられすぎたハードル、周りの重すぎる期待、実力以上の評価。
私の周りに集まるのは、
私の個性しか見ない子、
私の評価を知っておこぼれをもらおうとする子、
私の評価を下げたくて粗探しをする子ばっかりだった。
それに対しお兄ちゃんの周りには、
お兄ちゃん自身を見てくれる子、
ライバルになってくれる子、
支えてくれる子が集まった。
わたしとは……個性とは違う“人を惹きつける能力”
素直に羨ましいと思ってしまう。
私にはそんなこと思う資格なんてないってわかってるのに。
ラッキーカラー
あずきいろ
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ゆのん(プロフ) - めろちゃ。さん» わ…、そんな事を言っていただけるなんて…！ありがとうございます、！精一杯更新させて頂きます！！ (4月30日 19時) (
レス) id: 41dd638265 (このIDを非表示/違反報告)
めろちゃ。 - 失礼します！更新待ってます、！頑張ってください！ (4月29日 18時) (レス) @page6 id: 89991bb039 (このIDを非表示/違反報告)
ゆのん(プロフ) - 春月さん» 頑張ります！ (3月1日 18時) (レス) @page1 id: 9b31ba286d (このIDを非表示/違反報告)
春月 - 感動しました！更新頑張ってください (3月1日 10時) (レス) @page6 id: fb651f088b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆのん | 作成日時：2024年2月3日 17時
