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第0章 3の1.「どうしてそうなるんだよ!?」 ページ9

ー2日後ー

俺は真一郎サンに会いに店に向かっていた。

「お、Aじゃん!」

「こっちこっち!!」

声のした方を見ると、おとといの二人組がいた。

『えーと。お前ら名前・・・』

「あれ?言ってなかったっけ?」

「おい、バジぃ。あの状況で自己紹介しよーぜとはならねぇだろ」

「たしかにな!」

『いや、さっさと教えてくんね?』

「悪ぃ悪ぃ。俺は羽宮一虎。一虎でいーよ。」

「俺は場地圭介だ!好きなもんはペヤング「バジ、好きなもんいらねぇって。名前教えりゃいいじゃんw」」

目の前でじゃれつくガキども。犬猫みてぇだな。

『あー、じゃあ場地と一虎な。とりあえず真一郎サンの店行こうぜ?』

「「おう!」」










ーatS.Sモーターズー


『来たぞ。』

「お、来たかA!!」

店のドアを開けると真一郎サンと金髪のちびガキがいた。

「あ、マイキー!」

「マイキーも居たんか」

「あ、バジと一虎じゃん。それと・・・」

マイキーと呼ばれた奴は俺に近づいてくる。

『なんだよ?』

「へーコイツがシンイチローが言ってたAってやつ?」

「そうそう!あ、マンジロー俺今手ぇ離せねぇからそこにあるカタログAに取ってくれ!」

「ウン。」

俺はマイキーとやらに手渡されたカタログを見る。

そこにはたくさんの種類のバイクが載っていた。

「助けてくれたお礼にさ、そん中からバイク選んでほしいんだ。うちに何個かパーツ転がってるし。」

真一郎サンはそう言いながらバイクをいじる。

バイクのことはよく分かんねぇけどパッと目に止まったやつにした。

『じゃあ、これで』

「お!それ」

「バジと同じやつじゃん!」

「へぇ〜おそろいか!」

「オッケー!わかった!いつになるか分かんねえけど絶っ対ぇAをゴキに乗っけてやるからな!」

真一郎サンは嬉しそうに歯を見せて笑った。

始めてのバイクか。

そんなことを考えていると自然と笑みがこぼれた。

2.「どうしてそうなるんだよ!?」→←設定2



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成分カオス(プロフ) - コメントありがとうございます!テスト前なのでカメ更新になりますが、よろしくお願いします。 (10月12日 8時) (レス) id: f7f437ca79 (このIDを非表示/違反報告)
ウィルゴ・パルテノス - 続きお願いします (10月12日 8時) (レス) @page4 id: b628f3ea92 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:成分カオス | 作成日時:2023年10月11日 9時

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