ちょっと待てって！！なんで俺がテッペンじゃねぇんだ！？ (ページ19)

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5.「ほんとくだらねーな」ページ19

場所は変わってファミレス

俺はいつものメンバーで駄弁っていた

「あ゛ーやべー・・・」
「どうしたよ、場地？」
「期末テスト返ってきたんだけどよー全部赤点だった・・・」
「オイオイ」
「またかよ」
「せっかく千冬教えてくれたのになー」
「ホント、お前バカだなー」
「あ゛あ！？パーにだけは言われたくねぇ！！」
「いや、中学で留年してる時点でパーよりバカだから」

・・・またか

コイツ中2の一学期のテストで躓いてやがる

「そういや、Aはどうだった？」
『あ？』
「なんで俺の後に頭いいやつに聞くんだよ、マイキー！」
「また一位か？」
「まあ。Aのことだし、聞かなくても分かるよな！」

ったくコイツらは・・・

『・・・今回は最悪な気分だ』
「え！？」
「もしかして赤点とったん？」
「いやいや、Aに限ってそんなことねぇだろ」

アホか

俺が赤点取るわけねぇだろうが

つーか今回は相手が悪かった

『今回は、二位だった』
「「「「「「は！？二位！？」」」」」」
『しかも一位のやつと一点差だったしな』
「一点差って差ぁねぇじゃん！！」
「もう一位でいいじゃん！！」
『なんも良くねぇよ！！その一点の差で俺はソイツに負けたんだぞ！？』
「俺赤点とったのに・・・俺の前でそんなこというなよ・・・」
「それは場地が悪い」
「ウッセ！！！」
「同感！」
「てか、お前もうAに勉強見てもらえよ」
「もとからそのつもりだ、バーカ！」
「三ツ谷はバカじゃねぇだろ」

ギャイギャイ騒いでる場地らの隣で俺は密かに決意をしていた

九井一！！

次は絶対ぇテメェに勝つ！！！！

ーその頃の九井一ー
九「ハ、ハクション！！！」
乾「どうしたココ？風邪でもひいたか？」
九「いや、大丈夫だ。誰か俺の噂でもしてんじゃねぇのか？」