ナイトメアの猫になりました。

嘘やろ… ページ2

タッタッタッ…

塾の帰り道を早足で行く。今日は、早く帰って絵を描かないと…

「はぁ…」

毎日毎日、学校と宿題で楽しい事も何もない。学校も友達なんていないし。

でも、たった一つ楽しい事は、好きなゲームの事を考えること。
絵を描いたり、小説を読んだり…やっぱり、私は一人の方が楽しい。

「…早く帰ろ…」

キキィーーーーーーーーーーー…

「えっ……」

気が着いたら、横断歩道の真ん中に立っていた…
嘘でしょ?私まだ高校3年生だよ?なんで?……でも…

もう、いいや____

死を覚悟したはずなのに、いつになっても痛みはやってこない。





目を開いたら、真っ白な場所にいた。

いや…真っ白な場所にある"家の裏"にいた。
ここはどこだろう。なんでこんな所にいるんだろう。

家があるなら誰かがいるかもしれない。そう思って、誰かを呼ぼうとしたら…

「ニャー」(誰かー)

…ゑ?

「ニャン!?」(どうゆうこと!?)

…ゑ?(二回目)

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