最近、隣の国見くんの態度が酷い (ページ4)

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なんでですか国見くん。4 ページ4

国見side

金田一「なあ国見」

七瀬が去ってから、金田一が話しかけてきた

国見「なに」

金田一「なんで無視すんだよ？好きなんだろ？」

国見「は？何言ってんの。あんなサル、嫌いだけど」

何言ってんだこのらっきょは。と言わんばかりの目で金田一を見る

すると、及川さんも声をかけてきた

及川「さっきのスパイク、国見ちゃんにしてはやる気に満ちたスパイクだったね」

なんて言うもんだから、少し力入れてみただけです。って言って俺は練習を再開した

七瀬side

国見くん、最近私に当たり強いよね？！

いい加減私泣くよ？！

泣かないけど。

って、それよりも！佐々木の応援せねば

さっきので奢りは確定だから、純粋に応援をしよう

私は大声で応援する

『佐々木ふぁいとー(棒)』

佐々木「心こもってねぇな！」

ま、心込めてないからね☆

『ダンク期待してる〜』

なーんて言えば「仕方ねぇな」と笑い、綺麗なダンクシュートを見せてくれた

佐々木「どーだ！」

『きゃーカッコイイー惚れたー(棒)』

佐々木「反応うっす！」

でもま、普通にカッコよかったよ？惚れないけど

そんな事を思っていると、また隣からすごい音が聞こえてきた。

え、待ってバレーボールギャラリーまで上がってきたよ。怖

DKの本気のスパイク怖。死ぬわ

少しビビりながらもバレーボールを拾う

『だーれーの！』

及川「おーれーの！」

先程私の連絡先を聞いてきた及川さんって人が、両手を上げて答えた

私はポイッとボールを投げた

ありがと！！と笑う及川さんに、私はいーえー！と答えて、またバスケ部の方へと戻って行った

数分後、またスゴい音が聞こえ、バレーボールがギャラリーに飛んできた

『またまた、だーれーの！』

花巻「おーれーの」

今度はピンク頭の人が手を上げる

ポイッとボールを投げ、またバスケ部の方へ戻る

数分後

またすごい音が響く。え、これ絶対悪意あるよね？？

でもまあ、私は優しいので、ちゃんと取ってあげるよ？

私はまたボールを拾った

『またまたまた！だーれーの！』

金田一「お…おーれーの…」

遠慮がちに手を上げる金田一くんに、私はボールを投げて、佐々木の野郎に呼ばれたので、バスケ部へと戻った