言葉が足りない元宿儺の兄は現在悠仁の兄である【呪術廻戦】

三章　まだ届かない記憶 ページ10

悠仁「大分魘されてたみたいだけど…如何した？所で、体調大丈夫か？一応、ゼリーとヨーグルト買ってきたんだけど…あ、このお粥は俺特製ね！…食べれる？」

悠仁は本当に気が効く…

『ありがとう！でも、もう全回復したよ！』

悠仁「えぇ？！で、でも、一応作ったんだし、食えんなら食ってよ！無駄じゃーん！」

頬を膨らませ、手に持ってるそれをずいっと目の前に出す

『まぁ…せっかく買ってくれたんだし、食べるよ！悠仁はどっちがいい？あ、これ、悠仁が好きな奴じゃない？俺、こんなに食べれないし、あげるよ。』

悠仁「え？いいの？じゃあ、遠慮なく貰うわ！」

もぐもぐと効果音がつきそうな食べ方をする悠仁の頬には、ゼリーがついていた

『悠仁、頬っぺたにゼリーついてるよ』

悠仁「え、まじ？…あっ、マジじゃん！うわっ、高校生にもなって恥ずかし！ごめんな、恥ずかしい弟で！！」

勢いがすごい

『え、いや、恥ずかしくないよ？俺だってよくやるし、悠仁だけがやっちゃうって訳じゃないでしょ？多分。』

悠仁「まぁ…そうかぁ…！あ、そうそう、明日の部活、こっくりさんやるんだって〜！体調良くなったら、きてね！…って、もう体調は大丈夫なのか…！」

『まぁ、うん。」

悠仁「あとね、百葉箱の中に入ってる箱あるじゃん。それ開けるらしいよ！放課後に！」

箱って…俺が百葉箱開けた時に入ってた奴か…
まずい気がする。なんかわかんないけど、まずい。

『俺も行く！怖いし、なんか嫌な予感がするんだよねぇ…』

悠仁「んじゃ、明日な！」

『わかったよ！』

悠仁「じゃあ、今日は安静にしとけ！おやすみ！」

足早に去っていった

二節 弟の心配
　 〜完〜

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