言葉が足りない元宿儺の兄は現在悠仁の兄である【呪術廻戦】

一章 宿儺と ページ1

宿儺「今日も、俺を置いて何処に行くんです…？」

そう問うのは弟の宿儺だ
何処に行くか…呪術師を殺しに行く…とは言えない
否、言いたくないのだ

『なんでもない…ただ少し、周りを片付けてくるだけだ』

宿儺「それだけなら俺が行っても良いでしょう。何故兄様は…許可をくれないのですか？」

今日は一段と執念い…

『何故と言われてもな…僕はお前の身に危険が迫る故、連れて行けぬとしか言えないぞ。何度も言っているはずだろう。僕はお前を汚したくはないんだ…何故わからんのだ？』

宿儺「…俺は呪霊の中で一番強いと謳われているんですよ？自分の身を守る術くらい…！それに、兄様は…宿葉(やどは)は…身が汚れる様な事をしているのですか？俺は決めたのです…今日は何がなんでも兄様について行くと…」

宿儺は頑固である
こうなってしまってはもう止められない
はぐらかしても意味は無い
結果、一緒に呪術師を殺しに行かなければならないということになる

『そこまで言うのならばついて来い宿儺。僕に失望する事になるだろう…まぁ、恐怖…はせんだろうが、それでも…付いて来るか？』

宿儺は一瞬顔を曇らせたが、すぐに返答が返ってきた

宿儺「ｹﾋｯ…面白い…」

あぁ、宿儺はそんな弟だったな…と思い僕はため息を吐く

『そうか…ならばついてくるが良い』




一節 ついて来い
　 〜完〜

一章　宿儺と　※追加あり（重要）→

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