頼ること【Ren.M】

30話 ページ30

辰哉side

めめの訓練もだいぶ佳境を迎えていて、1人で歩けるようになっていた。

左手も徐々に動かす練習をしていてちょっとずつだけど進化してるみたい。

辰 準備できたー？

康 おん！

今日は8人でめめに会いに行く日。

免疫力が低下してるからあまり大人数は控えてくださいって言われてるんだけど月に1度くらいなら大丈夫と言われたから毎月中旬くらいにみんなでオフ貰って行ってる。

久しぶりにめめに会うメンバーもいてみんな前日からソワソワ。

病院に着くとラウと康二、佐久間がぐんぐん進んで行った。

照 お前ら、ちょっと待てよ笑

大 照、置いてくよー笑

翔 テンションたかっ笑

ーコンコン

ラ めめー！…ちょっ！大丈夫！？

蓮 来んな…！！

ラ え…？あ…。

最初にドアを開けたラウが呆然と固まっていた。

康 …ラウ、飲み物買いいこか。ふっかさーん！財布貸して！

辰 俺のかよ笑。まぁいいけど笑。お菓子と飲み物よろしくな。

康 はーい！行こ？ラウ。

ラ うん！

康二が部屋を出る直前、めめの事お願いなって言った。

2人がいなくなってめめの方を見ると…。

蓮 ﾋｸｯ…。

辰 めーめ。びっくりしたな〜？風邪引いちゃうからお着替えしよっか。ゆっくり立つよ〜？

めめの足元には水たまりが出来ていた。

31話→←29話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す