玖話 ページ11
白銀Aside
上弦の弐、、、鬼殺隊にある者ならば、あの場で斬っておくべきだったのだが、、、
やっぱり私は弱いな
ーいいかい、鬼と言っても元は人間だ。本来の目的でないのなら、無意味に傷つけてはいけないよー
師範の教え、、、守れているのだろうか
いや、不安になるのはやめよう、、、さっさと報告書を書こうか
私は屋敷に戻り、紙と筆を持った
下弦 壱 討伐
上弦 弐 討伐ならず
すると、玄関の戸が叩かれた
そこにいたのは姫柱だった
姫川「できた?あら!下弦に上弦!やっぱり貴方は利用のし甲斐があるわ!
ありがと!」
キャハハと笑い声をあげて、姫川は帰っていった
ああ、、、胸糞悪い、、、
こんなことを思ってはならないとわかってはいるのに、、、
思ってしまうそんな自分が憎い
居間に戻ろうとした時、また戸が叩かれた
開けると、今度は水柱が立っていた
冨岡「、、、白銀入るぞ」
『、、、どうぞ』
言葉足らずな水柱だが、私は人の心の内がなんとなくわかる
そのおかげか
しかしこんな夜遅くに話とはなんだろうか?
冨岡「白銀、、、その、、、今まですまなかった」
突然水柱は頭を下げた
訳が分からず私は水柱に頭を上げるように言った
『なんの真似でしょうか、水柱殿
自分は水柱殿が謝るようなことをしたとは思えません』
冨岡「、、、お前はわからないな。俺は今までお前に言ってきたことを謝っている」
『はて、そんなことをおっしゃられたのですか?
そうだとしても、水柱殿は謝られなくてもいいですよ』
水柱は真剣な顔をして話し始めた
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きのこ - つづき待ってますね (2021年3月14日 22時) (レス) id: 69c853c22b (このIDを非表示/違反報告)
そらまめ - tsukkiiさん» ありがとうございます!がんばります! (2020年5月31日 10時) (レス) id: a07e7a5ddf (このIDを非表示/違反報告)
tsukkii - とても面白かったです!次のお話も楽しみにしてますね!! (2020年5月30日 20時) (レス) id: b1b4cd170b (このIDを非表示/違反報告)
そらまめ(プロフ) - 天_ミミさん» (笑)頑張ります! (2020年4月22日 21時) (レス) id: aba1ee4478 (このIDを非表示/違反報告)
天_ミミ - (便乗)結婚を前提に結婚しませんk((更新頑張ってください!応援しています! (2020年4月22日 19時) (レス) id: 24ce16223f (このIDを非表示/違反報告)
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