ＴｈｅｓｔｏｒｙｏｆｔｈｅｂｒａｖｅＰＡＩＮＴＯ［実況者］ (ページ8)

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第７章　魔法使い死神ページ8

ぺいんとside

ぺいんと「さっきも言った通り、俺はぺいんと。信じないかもしれないけど、俺は勇者なんだ」

苦笑しながら言った

こんなこと、信じないだろう、、、そう思っていた

しかし死神くんは目を光らせた

死神「え！嘘勇者様！？」

ぺいんと「あれ、信じるの？」

死神くんは興奮していた

死神「実はこれが僕のお気に入りの本なんですけど、、、」

死神くんはローブから少し古ぼけた本を取り出した

そしてパラパラとパージをめくり、あるところで開いて見せた

死神「この本には昔の勇者様の伝説があって、いつか会えないかなあって思ってたんです！

わっ！その剣も本で見たのとそっくり！もってみてもいいですか！？」

ぺいんと「あ、ああ、どうぞ」

俺は剣を死神くんの手に渡した

その時

死神「うわっ！いたっ！」

バチッと火花が散った

俺が持つとそれは起こらなかった

死神くんはますます興奮した

死神「その剣って勇者しか持てないんだ！すっごーい！」

死神くんか、、、魔法が使えなくたって構わない

ぺいんと「ねえ、死神くん」

はい？と死神くんは振り向いた

ぺいんと「もしよかったら、俺と一緒に魔王を倒しに行かない？」

死神くんはしばらくきょとんとしていた

死神「ぼ、ぼ、僕がですか！？でも僕出来損ないだし迷惑かけちゃうかもだし、、、」

ぺいんと「出来損ないとかじゃないよ。俺は君と一緒に旅がしたいんだ」

死神くんはパアッと顔を輝かせた

死神「行きたいです！こんな僕でもいいなら！お願いします！」

俺は死神くんと握手した