ＴｈｅｓｔｏｒｙｏｆｔｈｅｂｒａｖｅＰＡＩＮＴＯ［実況者］ (ページ21)

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第２０章　ようこそページ21

ぺいんとside

あしあと町に着くまで、俺は朱梨さんに勇者の仲間について聞いた

朱梨「そうやねぇ、、、名前はよう覚えてらんのやけど、こんな伝説があるんよ

持つ刀は鉄であろうと真っ二つにし、舞うような動きであしあと町程の大きさの魔物を倒したって」

トラゾー「それは多分ひとらんらん様だと思うな」

クロノア「俺も聞いたことあるな、、、動物好きだったとか、、、」

死神「へー！凄く強そうですね！」

ひとらんらん、、、か、、、

クロノアさんのいうシャオロンさんだったり、死神君のいうロボロさんだったり、、、

それ程の仲間を集める勇者も凄いんだろうなぁ、、、

ぺいんと「トラゾーのとこの勇者の仲間についてはないのか？」

思えばトラゾーについては俺達は何も知らない

聞いてみれば、トラゾーは懐かしそうな顔をした

トラゾー「俺の故郷は軍人を育ててたんだ。昔かなりの腕利きの傭兵がいた

まるで虎のようで、豪快な人だったんだって。名前はコネシマ様だよ

長老からは狂犬なんて異名もあったらしい」

狂犬のコネシマさん、、、絶対強いな、、、

クロノア「コネシマ様のことなら俺も聞いたことがあるな、、、

シャオロン様とよく喧嘩していたらしい、、、」

ぺいんと「カラー王国にはそんな伝説ないからなぁ、、、」

クロノアさんも勇者とは縁の遠い国って言ってたし

朱梨「お、見えてきたで！あそこがウチの町、あしあと町や！」

朱梨さんが指差した方を見ると、青、赤、ピンク、緑、白と

カラフルな犬の足跡が飾られた門が見えた

荷台から降りて町の中へ入ってみると、どこも和気藹々としていた

朱梨「ようこそ！あしあと町へ！」