ＴｈｅｓｔｏｒｙｏｆｔｈｅｂｒａｖｅＰＡＩＮＴＯ［実況者］ (ページ3)

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第２章　剣ページ3

ぺいんとside

国に近い森まで来ると、俺は一度木の近くに腰を下ろした

ぺいんと「ふぅー、、、」

ゆっくりと深呼吸をすれば、改めて自由になったことを感じる

と、かすかに風が流れているのにきづいた

風はまるで何処かに向かって集まっているようだ

俺は風を探るように手をのばしながら進んでいった

段々と光が満ち溢れ、木が少なくなってきた

そしてそこは見えた

祭壇のようなところに、一振りの剣が刺さっており

陽の光を纏っていた

俺はその剣に近づいた

柄を握ろうとすると、なにかの結界に阻まれるようにバチッと痺れた

ぺいんと「、、、」

俺はもう一度柄を握ろうとした

再びバチッと指が痺れたが、それには屈しず俺は柄を握った

ぺいんと「っぐっ！？」

突然体がガクッと重くなり、力が吸われていくような感じがした

俺は柄を両手でしっかりと持って引き抜こうとした

どんどんなくなっていく体力

ぺいんと「おらああ！！！」

スルッと剣が祭壇から抜けて、俺は柄を握ったまま後ろに倒れこんだ

剣は青白い光を放っている

はあ、はあ、と息が切れていた

俺は青白く光る剣を手に持ち、森の出口へ向かった