ＴｈｅｓｔｏｒｙｏｆｔｈｅｂｒａｖｅＰＡＩＮＴＯ［実況者］ (ページ16)

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第１５章　森から出てページ16

ぺいんとside

寒い夜を４人で明かした後、俺達は火を消して森の外を目指した

クロノア「沢か、、、皆んな、こっちだよ」

森に詳しいクロノアさんが先頭で、死神君は俺とトラゾーの間にいる

死神「え、でもこっちの道のほうが平らですよ？」

死神君は進もうとしている道に逆の、平らな道を指差した

クロノア「そっちは沢だから、しばらく歩いていけば崖になるんだ。もしくは滝壺か

下りるわけにも行かないから、このまま進むよ」

森は坂のようになってきて、山のようだった

トラゾー「うわっ！？あ、危ない、、、」

ぺいんと「トラゾー大丈夫か？」

デコボコの道に岩もたくさん転がっている

クロノア「あ！３人とも！見えたよ！」

クロノアさんに後を追うと、森から出て広い平原があった

死神「よかったぁ、、、」

はぁー、と死神君がため息を溢した

トラゾー「お！宿があるぞ！もう遅くなってきたし、宿を取ろう」

ぺいんと「お金はあるのか？」

トラゾーは背負っていた物入れから小さな巾着を取り出した

トラゾー「うん、４人泊まれそうだよ」

死神「やったぁ！」

クロノア「じゃあそうしようか。トラゾーありがとう」

トラゾーは笑った

俺達は宿に向かった