番外編2 ページ30
エンマ「それにしても、ぬらりはいいよな〜仕事しなくてさ」
ぬらり「何を言ってらしゃるんですか、大王様！私は貴方のやり残した仕事をやっているのですが…」
エンマ「だったらさー、もっと簡単な仕事はないのか？」
ぬらり「ありますが…」
エンマ「わかった。じゃあそれをやる」
ぬらり「後悔はしませんよね？」
エンマ「何の話かは知らねぇけど、楽そうだしやる」
ぬらり「わかりました。その仕事はお見合いです」
ぬらりに言われてから10秒ほど何を言われたのか、理解するのに時間がかかった
エンマ「はぁ!?ちょっと待て！俺、まだ成人すらしてないのにか!?」
ぬらり「私が持ってきました、資料を見て頂き、その中から選んで頂きます」
すると､ぬらりは前が見えないんじゃないか、と思えるほどのお見合い写真を持ってきた
俺はげんなりしてしまった
仕方がなく、パラパラめくって見ていくが、好みの女がいない
って言うか、何で人型の妖怪が少ないんだ
エンマ「やーめた」
ぬらり「大王様！これは貴方の将来を決める大切な事です。真面目にやって下さい」
エンマ「だって、好みの女がいないし…」
すると､ぬらりはため息をついてから言った
ぬらり「わかりました。では、一週間後までに連れてきて下さい。もし、間に合いませんでしたら、こちらで決めさせて頂きます」
エンマ「わかった。んじゃ、人間界に行ってくる」
ぬらり「今の時間帯にですか？」
エンマ「ま、まぁ､いいだろ」
ぬらり「よく無いです」
そんなぬらりの声を無視して、さっさと人間界に行く
〜人間界〜
あーあ、何で決めないといけないんだ？
結婚する気なんてないのに
一回、地上に降りよう
勿論、人間バージョンの姿になってから
ふと、後ろを見るとトラックが来る
さっさと、避け、前を見ると一人の女が月を見ていた
エンマ「危ねぇ！」
慌てて、お姫様抱っこをしてわきの河川敷に行く
？「離せ！」
エンマ「何言ってんだ、お前もう少しで車に引かれるところだった」
？「ふん！お前に助けられなくても、避けることはできる、だけど、感謝する」
エンマ「所で、お前、今の時間帯に何をしていたんだ？」
？「月を見ていたんだ」
そう言って、また月を見ていた
よく、見てみると、綺麗な女だった
だが､目の左右の色は違って、オッドアイだった
思わず、こいつの綺麗さに見とれていた
？「お前名前は？」
エンマ「俺はエンマだ、お前の名は？」
？「……妾の名はかぐや」
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お静(プロフ) - れれれのれのれさん» はい！了解です！応援ありがとうございます!! (2019年8月8日 22時) (
レス) id: 2027961273 (このIDを非表示/違反報告)
れれれのれのれ - いやぁさっきのコメント、名前間違えちゃいましたぁぁぁあ、すみません( ；∀；) (2019年8月8日 17時) (レス) id: 5fe94f284c (このIDを非表示/違反報告)
シャオシィンサイ - はい！！ですが、無理はしないでくださいね (2019年8月8日 17時) (レス) id: 5fe94f284c (このIDを非表示/違反報告)
お静(プロフ) - れれれのれのれさん» ありがとうございます!!すごく嬉しいです！更新頑張ります！ (2019年8月7日 7時) (レス) id: 2027961273 (このIDを非表示/違反報告)
れれれのれのれ - 初見です！！とっても面白いし、どんどん引き込まれていきます！これからも更新頑張ってください！！！ (2019年8月7日 1時) (レス) id: 5fe94f284c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：お静 | 作成日時：2019年6月9日 21時
