囚われの記憶 (ページ4)

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無残様の命令で下弦の伍の監視に向かう。

｢…誰だ、｣

｢無惨様の命令の元監視に来ました、殺鬼と申します｣

そう言ってる途中に累の家族は頭を下げていた。流石は十二鬼月だけある。

｢…表を上げ。私はただの人間だ。頭を下げる必要は無い｣

｢申し訳ございません殺鬼様…御無礼をお許しください…｣

恐らく無惨様が何か言ったのであろう。
へぇ、ここの立ち位置も悪くない。

｢ここの屋敷の一室を貸してくれないか。数週間はここで過ごす。｣

｢分かりました。お母さん。案内してあげて。｣

｢ひｯ、わ、わかったわ…｣

随分と怯えられているようだ。
無残様に何か言われたのだろう。可哀想に

｢こ、この部屋が殺鬼様の部屋です。｣

｢そう｣

持ってきたのは琴だけ。
後何週間かはこれで耐えるしかない。

…

無残様が言うには鬼殺隊がここに来る。
下弦の中でも強い累の様子を見て今後の事を決めるらしいが、無残様がここに来るわけにも行かない。

ので私が呼ばれた。
無残様の為ならと来たがあんな弱い人と居たら不安でたまらない。

嗚呼、早く無惨様の元へ戻りたい。

ｰｰｰｰｰｰ
今回短くてすみません…