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アルバイト編で50話埋まりそうな気がする……
計画性皆無なのが祟ったなぁ……
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睦「では、1時間後にまたお迎えにあがります。」
お手本のようなお辞儀をして、睦月さんは部屋から出ていった。
私たちはそれを見送ってから、今一度これから1週間過ごす部屋を見回す。
ひ「これ、ただのアルバイトにあてがっていい部屋なの?」
『禿同』
部屋に入ってすぐ、目に飛び込んでくる大きな窓から見えるオーシャンビュー。
壁掛けのテレビの前には、5〜6人は座れそうな白いソファ。
パーテーションで区切られた奥には、大の字で寝てもまだ余裕がありそうな広々としたベッドが2個置かれていた。
ヤバいよ、スイートルームレベルだろこれ。
ひ「A。水周りもヤバいわよ。」
ドアを開け、顔を引き攣らせるひなの横に立ち、ドアの中を覗く。
筆記体でホテル名とロゴの入った、高級感溢れるオリジナルのアメニティに、最新のドライヤー。
さらにその奥のすりガラスのドアを開けると、
『ジャグジー!??』
映画やドラマで出てきそうな、丸い形のジャグジー。
床は大理石でこれまた高級感たっぷり。
ひなが顔を引き攣らせるのも、わかる。
これに見合った仕事しなきゃ、って使命感がヤバい。
『とりあえず、荷物置いておこっか。』
ひ「そうね。考えるのは、また後でにしておきましょ。」
ひとまず考えることを放棄し、ひたすら無心に荷物を適当なところに置いていく。
冷蔵庫の中にあった、外国の高級炭酸水(1本2000円ちょっと)なんて、見てない知らない。
お部屋探検をしてたこともあって、荷物整理がほぼ終わる頃には、約束の時間5分前になっていた。
ひ「そろそろ部屋出ましょっか。」
『おけ。』
カードキーを持ったことを確認し、部屋を出るとちょうど隣の部屋のるぅころも、ドアから出てきた。
『部屋、ヤバくなかった??』
こ「マジでヤバかった……」
る「いいんですかね、あんなにいい部屋使っちゃって……」
るぅころも同じような部屋だったのか。
若干げっそりしている2人に、同情しているとエレベーターのある方から睦月さんが歩いてきた。
睦「時間前行動できているようですね。
それでは今から、スタッフルームに向かいますよ。」
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たこ天(プロフ) - 泡糖さん» コメント、ありがとうございます!ずっと探していただいていたなんて……(⑉・ ・⑉)今後も変わらず、スキスキの行き過ぎた夢主ちゃんをお届けできるよう、更新頑張っていきますね😊 (2022年7月11日 23時) (レス) id: 033e158aaf (このIDを非表示/違反報告)
たこ天(プロフ) - 冬さん» コメント、ありがとうございます!もうすぐ続編ですが、そちらもなるべくこのペースを維持して投稿出来たらと思っているので、楽しみにしていてください😌✨ (2022年7月11日 23時) (レス) id: 033e158aaf (このIDを非表示/違反報告)
泡糖(プロフ) - この作品、過去に見つけてずっと探していました!久しぶりに見ても いい意味で変わってなくて好きです!どうして高評価が一つしか押せないんだ…!尊いボタンみたいなものが欲しかった!無理のないように更新頑張ってください! (2022年7月11日 22時) (レス) @page4 id: eaad00c70c (このIDを非表示/違反報告)
冬(プロフ) - いつも、この作品の更新楽しみに毎日過ごしています!これからも更新頑張ってください。応援しています! (2022年7月11日 21時) (レス) id: 1fb06db6d9 (このIDを非表示/違反報告)
たこ天(プロフ) - りまおさん» こちらでもコメントしていただき、ありがとうございます!続編も更新頑張りますね💪 (2022年5月15日 8時) (レス) id: 033e158aaf (このIDを非表示/違反報告)
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