いちごの王子は、鬼殺をしているようです。【sxpx】【鬼滅の刃】

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炭治郎side


甘「あのぉ……

でも、疑問があるんですけど、御館様が
この事を把握してないとは思えないです……

勝手に処分しちゃっていいんでしょうか…
いらっしゃるまで待っていた方がいいのでは…」


さ「確かに甘露寺の言う通りだな。
最終的な判断をするのは御館様な訳だし。」


『妹は、俺と一緒に戦えます……！
鬼殺隊として、人を守るために戦えるんです…！

だから…！』


ｻﾞｯ


?「鬼を連れた馬鹿隊員はそいつかい？」


なぜ、あの人が禰豆子の箱を持っている…?!


〜風柱 不死川実弥〜

不「一体全体、どういうつもりだい……」


甘(不死川さん！また傷が増えて素敵だわ…！)


隠「困ります、不死川様！」


ｻﾞｯ

俺の目の前に座っていたしのぶさんが
ゆっくりと立ち上がる。


甘(しのぶちゃん、怒ってるみたい…
珍しいわね…かっこいいわ！)


胡「不死川さん、勝手な事をしないでください。」


不死川さんはしのぶさんの注意を無視し、
話し続ける。


不「鬼が人を守るために戦える…?


そんな事はなｧ、

ｶﾁｬｯ

有り得ねぇんだよ、馬鹿がｧ！」


そういうと不死川さんは禰豆子の箱に刀を刺した。


何をするんだ、あの人は…！


『禰豆子を傷つけるやつは、柱だろうが
何だろうが許さない…！』


俺は隠の拘束を解き、立ち上がる。


こ「ん〜、うるさいんだけど………

ってえぇ?!

ここどこ?!」


ころん、今起きたのか?!


胡「ころんくん、貴方は鬼を庇いましたよね？

その事について、今から裁判にかけるのですよ。」

しのぶさんが俺にした説明とほぼ同じ内容を
ころんに伝える。


こ「な、なるほど…?」

ころん、絶対に理解してないな……(呆れ)


『うわぁぁぁ…！』


俺は叫びながら不死川さん方へ走っていく。


冨「やめろ…！
もうすぐ御館様がいらっしゃるぞ！」


これまで1度も声を出していなかった
義勇さんが、凛とした声を庭に響かせる。


不「?!」


不死川さんの刀を避け、高く飛び、頭突きをする。


柱+α「「「?!」」」


さ 甘「「ﾌﾟﾌﾟｯwww」」


さ「わりぃ…www」

甘「すみません…w」


禰豆子の箱と不死川さんの間に、禰豆子を庇うように立つ。


小(冨岡が声をかけたとはいえ、柱に一撃を
入れるとは…)


『善良な鬼と悪い鬼の区別もつかないなら…

柱なんて辞めてしまえ…！』


不「てめぇ……ｶﾁｬ

ぶっ殺してやる……!」



「「御館様の、御成です。」」


全「「「！」」」

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