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共同作業 ページ7

地響きがした


それは常人では感知できないだろう


だが、物はどうだ


針が振動し、その微細な揺れが人間と鬼で違かったら


「冨岡義勇さん、この先に鬼がいます、俺は空から足止めするのでとどめは任せました」


冨「ああ」


下駄の上の窪みを押し、足から針を出す


こうすることで、バランスは取りにくいが、木の上から落ちることが無くなる


木の上にジャンプし登る


そのまま、鬼の波動がする方向に向かった


ーーーーーー
ここだな、と思い、目をこらす


どうやら少年が捕まっているらしい


「針の呼吸、捌の型、針山」


大型の鬼の足元に針山を生成した


「冨岡義勇さん!今です!」


そう言った瞬間、刃が鬼に振りかかった


針山を解き、少年が地面に落ちる


足の刃をしまって、地面に着地した


「大丈夫、、、ではないな」


イノシシの被り物をした少年に歩み寄る


伊「俺は平気だ!、、、」


明らかに平気ではない


俺は安静にさせようともう一度横にさせる


伊「なんだよ!俺は、、、」


冨「くだらん」


冨岡義勇はどこから出したか分からない縄を、少年に括りつけた


「仮にも怪我人ですよ?」


冨岡義勇はお構い無しに木に少年を吊るした


冨「、、、」


そのままスタスタと歩いて戻る冨岡義勇


「少年、もし背中に隠と書いてある人を見かけたら、そいつに世話になるといい」


伊「っておい!待てこの!解けねぇ!」


冨「怪我の程度も分からぬやつは死ぬだけだ」


いや、慈悲が慈悲じゃない


俺は冨岡義勇について行った


ーーーーーー
「ここは別れましょう、俺は左に行きます」


冨「、、、ああ」


サッと飛んで、窪みを押し、俺は木の上に着地する


さて、ここからは単独行動だ


どこか強い鬼は居ないのだろうか


ここで鬼舞辻無惨と会えれば最高だが、そんな美味い話、ある訳が無い


■□▪▫■□▫▪■
オリジナルキャラクター

累の兄設定の智和(ともかず)

累をこよなく愛する

■□▪▫■□▫▪■
、、、振動?


「針の呼吸、伍の型、糸針」


振動のした方に銃を向けて打つ


智「初対面の相手にする行為ではないなぁ、、、酷い酷い」


「白い容姿、、、なるほど、今回の騒動と関係ありそうだな」


智「ご名答、俺の家族に手は出すなよ?」


「生憎1人殺ってしまった、父かもしれない」


智「て、、、めぇ、、、」


まぁ、偽物の家族だから、そう言うのは言えるがな


俺は偽物ではない、血の繋がった父を亡くした

蜘蛛→←数年後



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作者名:カスパロフ | 作成日時:2020年2月17日 12時

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