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柱稽古 ページ34

「ふふ、、、」


隊員「うわめっちゃ笑ってるよ轟針さん!」


隊員「ギャーー!いま踏みかけたよね?ええ!?神様ァ!」


最近の隊員は質が悪いと聞いている


なら、尚更力を付けさせないと


針の呼吸、肆ノ型、幻針


針を飛ばして、隊員に向ける


隊員「あの人、、、正気?」


隊員「異常だ」


ーーーー
何とか全員柱の館に着いた


「これで全員です」


宇「ありがとよ、轟針はどうやって訓練させてるんだ」


「針山でちょっと虐めてます」


宇「はは!それはド派手だな!」


「どうも、それでは」


一礼をし、館を出る


俺の喉がビリビリと振動する


これは、父上や同僚、兄や煉獄さんと同じような振動


またなにか来るのか


念の為、銃を磨いておこう


ーーーー
俺は今までどうり隊員達の進路を妨害していた


炭「あ!轟針さーん!」


「炭治郎!刀鍛冶の方で上弦が出たって聞いたけど大丈夫か」


炭「はい!怪我はだいぶ治りました!」


「それは良かった、じゃあ引き続き柱稽古に戻ってくれ」


炭「はい!」


ーーーー
俺は不死川さんの館を尋ねる


不「ああ?遅いじゃねぇか」


「すみません、言われた通り、手合わせをお願いします」


不「おら、木刀だ」


「、、、?刀でやるんですか?」


不「あ?銃だと危ねぇだろ」


「そ、そうですね」


俺は刀を握る


手汗が湧き出てくる


額に汗も滲む


兄が生きていた時の記憶が頭に流れる


「それでは、お願いします」


針の呼吸、壱の型、打針刀


俺は風の攻撃を宙で避けて、刀を不死川さんに振るう


針の呼吸は刀で使うと、鋭く、早い攻撃となる


不「隙だらけだ!」


まずい、至近距離で技を出されるとは


針の呼吸、肆ノ型、幻針刀


刀を高速に動かして残像を作り、下から本命を撃つ


バキッと音がして、刀を見る


両方、折れていた


不「チッ、、、引き分けか」


「そのようですね、それでは、、、」


鴉「緊急招集!緊急招集!産屋敷邸襲撃!」


「!?」


不「嘘だろ!?」


俺は銃を持ち、鴉について行く


なぜ今このタイミングなんだ


鬼舞辻無惨が現れたのか


今までにないほど強く地を蹴る


早く着け!早く!


見えた!鬼舞辻無惨!


針の呼吸、弐の型、打花針


ストン、と下から音が聞こえる


床に襖!?


俺はそのまま下に落ちた

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作者名:カスパロフ | 作成日時:2020年2月17日 12時

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