【鬼滅の刃】最も柱に近しい銃使いの男 (ページ33)

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緊急会議ページ33

俺は肩に包帯を巻きながら紙でメモする

禰豆子が太陽を克服したこと、痣が始まりの剣士にあり、それが甘露寺さんと時透さんと炭治郎に現れたこと

痣の発現条件、心拍数が200を超えて、体温は39°程だったという

現実的に、ここまでの発熱で動くのは困難

炭治郎が前言っていた、ヒノカミ神楽をふと思い出す

そして、父上から聞いたヒノカミ神楽

父«ヒノカミ神楽という物は、日の呼吸であり始まりの呼吸､､､私達の呼吸もそこから派生されたのだ»

俺はメモに、ヒノカミ神楽と付け足す

ヒノカミ神楽は日の呼吸と繋がりがある

そして、痣は始まりの剣士にあって歴史が深く、情報は少ない

このふたつを繋げる

日の呼吸はつまり、1番最初にできた呼吸と仮定し

そこから鬼殺隊ができた

その、始まりの剣士達は日の呼吸が使える

その人達は痣ができる

､､､？

ダメだ、考えがまとまらない

なぜだ、あと一歩なのに

その1歩先が霧がかっている

はぁ、この先は少し後にしよう

このまま闇雲に進んでも仕方がない

俺はインクを置いた

悲｢轟針、柱稽古についての書物を､､､｣

俺はこの前鴉が届けてくれた伝聞に書いてあった書物を悲鳴嶼さんに渡す

悲｢轟針は前回と同じく、柱と柱の間の妨害を頼む｣

｢承知しました｣

俺は口角を少し上げた

ーーーーーー
家に帰り、俺は書物を元の場所に戻す

代々、柱の補佐をしているこの家は確かに柱に関する書物が多い

もしかして、始まりの呼吸に関する資料もあるのでは？

俺は並べてある本棚を見るが、それらしき書物はなかった

なぜだ、何故ここまで隠蔽されている

歴史が古すぎたのだ

ーーーー
柱稽古が始まり、俺は最初の地点から宇随さんまでの間を担当する

10日後は甘露寺さん、その10日後は時透さんと、10日後感覚で変える

俺は深く息を吸い、地面に銃口を向ける

針の呼吸、肆ノ型、幻針

針の呼吸、捌ノ型、針山

幻の針を生成する段階のまま、針山を使うと幻の針山ができる

2つ同時に呼吸を使うのは少々体力もいるが、俺も鍛えられている

隊員｢うわぁ！これを避けろってか！？｣

幻の針だと気づいていない隊員は避ける

当たっても怪我しない、ここは回避力を鍛える