月 ページ20
宇「ド派手な会話が出来て楽しかったぜ」
ほとんど鬼殺しの話だったが、、、まぁ宇髄さんらしいか
「はい、おやすみなさい」
一礼し、肩に乗っている冨岡を見る
「義勇、起きてるか?」
冨「ああ、、、おきてる、、、」
寝そうだな、これ
義勇の家は実はまだ知らない
烏に聞くのもいいが、あまり無理をさせたくない
仕方ない、家に泊めるか
「義勇、明日は任務あるのか?」
冨「無い、、、」
よし、じゃあ大丈夫だな
とりあえず、義勇を背負い、自宅に向かった
ーーーーーー
布団に何とか寝かす
羽衣の上に冨岡の刀を置く
自分は着物に着替え、縁側に座る
睡眠も血も必要ない、だが、腹は減る
人間と鬼が混合しているのか、、、
鬼は人間の食べ物が食べれるということが、鬼になってわかった
禰豆子は食べ物を食べれるのだろうか
食べれたら、何を渡そう
お菓子がいいよな、キャラメル、、、金平糖、、、飴、、、
女性が好きそうなお菓子を上げながら月明かりを見る
酒のおかげでちょうどいい酔いと熱が体を包み込む
これならお冷をもう1回飲まなくても大丈夫そうだ
振り返って義勇を見る
すやすやと頬を赤らめながら寝ていた
、、、もし鬼舞辻無惨とあったら俺はどうすればいい
悔しいが死に際の馬鹿力を使って戦っても勝てるような相手ではない
それは気配を察知することが鈍感だった幼少期でもわかる
せめて、相打ちで殺せる策を考えなくては
針鼠で全身を覆い、カバーする技があるが、、、
それは体を丸呑みされないと意味が無い
全ての技をフルに使える型を開発しなければ
「針の呼吸、壱の型、打針」
庭の壁にある的に目掛けて呼吸を使う
綺麗に真ん中に当たり、ピンと音が鳴る
生成される針は俺の意思で動かすことが出来る
八百万の針でやってみたらどうなるのだろうか、、、
試すのはきっと、死に際だろう
でも、何故だ
嫌な予感が背筋を伝う
針の振動が体に響いている
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作者名:カスパロフ | 作成日時:2020年2月17日 12時