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柱稽古 ページ44

俺の柱稽古は俺が直接隊士と打ち合いをし、動きが良かった者が次に進む方式だ


「気配を消せ、後ろからでも視線がわかるぞ」


木刀が撃ち合う音が屋敷の庭に響く


「よし、休憩だ、また少したったら始める」


俺は適当に壁に寄りかかり、個別で撃ち方を聞いてきた隊士に答える


隊士「針柱さんは凄いですね、今年で何歳ですか?」


「今年で16だ、11の時に鬼殺隊に入り、14で柱だ」


隊士「流石ですね、、、俺も柱になれますか?」


俺はじっとその隊士の体を見る


「足腰は十分に鍛えられているが、腕はまだまだだ、悲鳴嶼さんの所に行ったら腕立てをしな

柱になれる器はしている」


隊士「ほ、本当ですか!?」


「ああ」


俺は立ち上がり、声を張る


「休憩終わりだ、さぁ、かかってこい!」


すると、隊士が一斉に木刀を持ち、向かってきた


「なんだその怯えた目は!もっと殺気を持て!」


俺は下から隊士を斬り上げる


「視界が狭い!相手の手元をよく見ろ!」


ただ、後ろからシュッと木刀で首をつつかれた


隊士「は、、、はぁ、、、はぁ、、、」


「いい動きだ、次の柱に行っても良い」


隊士「ありがとうございます!」


そして、隊士が庭から出て行き、また撃ち合いが始まる


それが俺の柱稽古だった


ーーー
「ふふ、、、懐かしい」


悲「確か、、、不死川の打ち込みと同じ仕組みだった気がする、、、」


宇「轟針に打ち込みやらされるって、、、よくその隊士生き残れたな、、、」


煉「轟針とは1回しか撃ち合いをした事が無かったが、あれは凄まじかったぞ!」


「煉獄の刀は1回が重い、、、流すだけでもかなり労力使う、、、」


煉「よもや!轟針に褒められてしまった!」


そんな会話をしながら、俺は酒を飲んだ


ーーー
12月25日


巷では聖夜の夜とも言うが、特に神を信仰していないどころか、神の存在を疑問視する人には関係ないだろう


青いマフラーを首に巻き、父と母、そして弟と俺の分のケーキをとりあえず買った


「ただいま」


弟「おかえり!兄貴!」


マフラーを服かけに掛けて、家に上がる


キッチンに行き、ケーキを4等分する


適当な大きさの皿に盛り、フォークも持つ


リビングに運ぶと、家族が全員揃ってた


「父さん、ケーキ食べますか?」


父「ああ、、、食べたい、、、」


そういえば父さんはカステラとか甘味が好きだったな、、、


師範からも前世でよく〜〜は父さんが食べていた、Aも舌が似てるなとも言われた


ふふ、、、と微笑みながら俺達はケーキを食べた

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きゅうり(プロフ) - ゆうきさんコメント有難うございます!まさか前作から見ていた方が完結まで読んで下さったのですか!とても嬉しいです!これからも頑張ります!ι(`・-・´)/ (2020年6月11日 18時) (レス) id: 72f03521a1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(プロフ) - 完結おめでとうございます、 前作から愛読していた為完結して涙が出てきちゃいました、w 前作の連載開始した頃はまだ獪岳の小説が全然なかったのですごく嬉しかった思い出があります。最高の作品をありがとうございました。 これからも頑張ってください! (2020年6月9日 18時) (レス) id: 869cc0f237 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カスパロフ | 作成日時:2020年5月4日 21時

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