文化祭 ページ43
俺と宇隨は日陰のベンチに座り、LINEを開く
冨岡とだけ書かれた枠を開き、メッセージを入れる
A今どこにいる?
ピコン、と通知音が鳴る
どうやら柱のグループが会話しているようだ
宇隨俺のグループのライブ派手だったろう?
俺は宇隨の方を見て、睨んだ
宇｢既読7も着いてるのに返信こないんだけどなんで？｣
｢知らん｣
宇隨いや、うんとかすんとかいえよ
甘露寺うん
無一郎すん
不死川会話下手くそかお前ら
凄いな､､､甘露寺がカバー出来ないほど壊滅的だったとは
A宇隨の事は放っておいてくれ、それより冨岡知らないか?
悲鳴嶼冨岡か､､､確か体育館にいたはず､､､
Aありがとうございます。悲鳴嶼さん
｢よし、じゃあ体育館行くぞ｣
宇｢扱い酷くね？｣
｢気のせいだろ｣
俺はベンチから立ち上がり、体育館に向かった
ーーー
冨｢なんだ2人共ここに居たのか､､､迷子になって心配したぞ｣
｢いや冨岡が迷子になったんだからな？｣
ーーー
文化祭も終わり、本格的に冬に近づく
今日、どうやら成人済みの柱メンバーで呑むらしい
居酒屋に入り、指定の席に行く
悲鳴嶼さんが先に座っていたので、俺はその隣に座る
お互い黙っては居るが、特に気まずさは感じない
長年一緒に柱を務めていたからであろうか
ただ、この沈黙を破ったのは悲鳴嶼さんだった
悲｢南無､､､継子との関係はどうだ？｣
継子､､､獪岳の事か
｢順調です、教師と生徒の関係を保っています、俺より先に、前世の記憶を思い出したようです｣
悲｢ふむ､､､そうか｣
｢凄いんですよ、俺より雷の呼吸が速くって、土台がしっかりしているからか応用も効いて､､､｣
自慢の継子であり、恋人でもある
自然と頬が緩む
悲｢ふふ､､､嬉しそうな気配がするぞ｣
｢そうかもしれませんね｣
宇｢おーい！轟針！一回全員かき集めてから来たぞー、感謝しろー｣
冨｢お邪魔します｣
不｢冨岡ここ家じゃねぇから、もう酔っ払ってるのか？｣
煉｢よもや！今日は飲むぞ！｣
ーーー
不｢そういえば、柱稽古の話聞いたか？｣
｢懐かしいな、何年かに一回やるやつだろ？｣
宇｢轟針も柱稽古昔にやったことあるのか？｣
｢ああ、宇隨が柱になる少し前だ｣
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きゅうり(プロフ) - ゆうきさんコメント有難うございます！まさか前作から見ていた方が完結まで読んで下さったのですか！とても嬉しいです！これからも頑張ります！ι(｀･-･´)/ (2020年6月11日 18時) (
レス) id: 72f03521a1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(プロフ) - 完結おめでとうございます、 前作から愛読していた為完結して涙が出てきちゃいました、w 前作の連載開始した頃はまだ獪岳の小説が全然なかったのですごく嬉しかった思い出があります。最高の作品をありがとうございました。 これからも頑張ってください！ (2020年6月9日 18時) (レス) id: 869cc0f237 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カスパロフ | 作成日時：2020年5月4日 21時
