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実行 ページ35

テストの成績表を返していく


獪岳は順位どころか、点数もかなり上がっていた


当然、10位以内に入っていた


とりあえず、この次のホームルームが終わったら部活も無く下校だ


ーーー
放課後、夕焼けに照らされた廊下を歩く


日もかなり短くなり、まだこの時間なのにもう暗闇に入りかかってる


ホームルームを始めるために、教室に入り、黒板の前に立った


「ホームルームを始める、今日は部活がない、だからといって外に出歩く時間は加減しろよ、他に連絡のある生徒いないか?」


シンと教室が静かになり、連絡をする生徒が居ないことがわかった


「じゃあ、ホームルームを終わりにする」


生徒「さようなら」


全員が一斉に立ち上がり、挨拶をしたらみなが散らばった


ただ、1人だけ俺の元に歩いてきた


獪岳だ


獪岳はそっと俺の耳に囁く


獪「では師範、俺は荷物をまとめるので、4階の物理室で待っていてください」


「あ、ああ、、、」


まて、4階の物理室って教師が見回りしないって分かってるのか、、、?


こいつ、、、教師の徘徊場所も分かるのかよ、、、


まぁ、俺にとってもこれは都合がいいが、、、


なんか複雑な気持ちだ、、、


ーーー
ガラガラと自分の担当教科の教室に入る


物理室はあまり使わない、物理担当の俺でもだ


ただ、掃除担当には入っているからか、教卓の上は清潔だった


本当にここでヤるのか?


そう考えると、胸がうるさいくらいに騒ぐ


時計を見ると、ホームルームから10分ほど経っていた


そろそろ来るだろう


獪「お待たせしました、師範」


「あ、、、いや、今来たばっかだ」


心臓がバクバクうるさい


目を逸らしてしまう


頬を持たれ、引き付けられる


「ん、、、」


机の上に押し倒され、手首を掴まれる


キスも激しくなり、口の端からヨダレが垂れる


酸素を求めて口を開けば、更に舌が入ってくる


口内と一緒に脳内も掻き回されてる様だ


「うんっ…ふ、ぅっ…」


あまりの快感に声が漏れてしまう


学校で何やってるんだよ、俺、、、


もし誰かに聞かれたら、という羞恥心が積もる


獪岳は俺の手首から手を離し、そのまま器用にベルトを外す


獪「師範が欲しいです、前世で出来なかった分、今世で愛し合いましょう」


「、、、ああ、、、」


前世で恋人同士だった者が来世で結ばれるなど、ドラマや映画でしかないものだと思っていた


だが、人生、捨てたもんじゃないな

第三者→←約束



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きゅうり(プロフ) - ゆうきさんコメント有難うございます!まさか前作から見ていた方が完結まで読んで下さったのですか!とても嬉しいです!これからも頑張ります!ι(`・-・´)/ (2020年6月11日 18時) (レス) id: 72f03521a1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(プロフ) - 完結おめでとうございます、 前作から愛読していた為完結して涙が出てきちゃいました、w 前作の連載開始した頃はまだ獪岳の小説が全然なかったのですごく嬉しかった思い出があります。最高の作品をありがとうございました。 これからも頑張ってください! (2020年6月9日 18時) (レス) id: 869cc0f237 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カスパロフ | 作成日時:2020年5月4日 21時

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