強さ ページ29
つまり、こいつは元々才能を持って生まれてきた子の1人だ
ある夜に鴉から獪岳と轟針の訃報を聞いた
宇｢､､､そうかよ､､､｣
神はどうやら、居ないらしい
その2ヶ月後、無惨を倒した後に不死川から聞いた
不｢上弦の壱にアイツァ認められていた、他の柱がいたら結果は変わったかもしんねぇ､､､｣
上弦の壱は相当強く、時透や不死川の弟を殺したらしい
それに、柱でも強い悲鳴嶼さんや不死川ですら苦戦した
そいつに認められているなんて褒め言葉でもないが、実力は確かにあった
ただ、憎しみが原料力だった場合、今世でも見つけたら殺しかねない
友人が犯罪者になるなんてごめんだ
だから、そうならないように観察しようと思っていた
ーーー
宇｢酷なこと聞くけどよ、結局黒死牟の事は恨んでんのかよ？今世では殺しは犯罪だ、やめとけ｣
｢自分が全力で戦っても、勝てる相手ではないのは目に見えている
それに、今世に獪岳がいるなら、これ以上の欲はない｣
俺に向かってにこりと笑う
桑島の事を誰よりも1番と思ってるのが伝わった
ーーー
放課後、10名生徒・先生が呼ばれた
一般の生徒は不思議な組み合わせに困惑していたが、無理はないだろう
会議の為、部活は紅に渋々任せた
校長室の中に入ると、他数名の柱がいた
横一列に並んだ椅子、俺は宇隨の隣に座った
宇｢ド派手な会議が始まるってな｣
｢恐らく、鬼に関係する事だな｣
時計を見て、あと少しで始まるな､､､と思いながらそう呟く
胡｢あら？轟針さんもやっと思い出しました？｣
後ろからツンツンとつつかれ、後ろを振り返ると胡蝶がいた
宇｢地味に遅かったよな、こいつ｣
｢そりゃそうだ、雷なんて滅多に見ない｣
胡｢この人環境のせいにしましたよ｣
ーーー
時間になり、柱全員が集まる
御｢今日は集まってくれてありがとう、私の子供達
またこの世で会えて嬉しいよ｣
俺達は頭を下げ、次の言葉を待つ
御｢輝利哉から聞いたよ、鬼舞辻無惨を討伐したと､､､ありがとう､､､君達一人一人が必死に戦い、成し遂げたおかげだよ｣
俺は何か活躍できていたのだろうか
不安で仕方がない
黒死牟との戦いで命を落としてからが全く分からない
でも、鬼舞辻無惨を討伐できたのは、心の底から喜べた
産｢そして、鬼が生まれ変わりこの世にいる、その人を観察して欲しい｣
確かに、前世の恨みがあり、復讐してくる可能性も十分ある
柱｢御意｣
10人揃ってそう言う
前世では日常的だったのに、懐かしくも感じた
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きゅうり(プロフ) - ゆうきさんコメント有難うございます！まさか前作から見ていた方が完結まで読んで下さったのですか！とても嬉しいです！これからも頑張ります！ι(｀･-･´)/ (2020年6月11日 18時) (
レス) id: 72f03521a1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(プロフ) - 完結おめでとうございます、 前作から愛読していた為完結して涙が出てきちゃいました、w 前作の連載開始した頃はまだ獪岳の小説が全然なかったのですごく嬉しかった思い出があります。最高の作品をありがとうございました。 これからも頑張ってください！ (2020年6月9日 18時) (レス) id: 869cc0f237 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カスパロフ | 作成日時：2020年5月4日 21時
