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思い出し ページ20

「じきにみんなの親から連絡が来るだろう

このまま学校に居るか送り迎えをしてもらうかのメールだ

みんなはその指示に従ってくれ」


生徒は返事をして、スマホで情報収集の方に入った


女「お、私のお母さん迎えに来てくれるって!」


胡「私は姉さんが学校にいるのでこのまま学校待機ですね」


女「胡蝶カナエ先生か〜!姉妹揃って美人だもんね」


そんな会話を耳に挟みながら、俺は窓の外を見た

ーー
女「先生さよならー!」


「ああ、気をつけてな」


女「はーい!」


手を横に降り、俺に挨拶をした


俺も小さく手を振り、見送った


教室に入り、学校待機の2人にこう告げた


「じゃあ、1度会議に行ってくる」


胡「分かりました!」


獪「、、、はい」


2人から返事を貰い、俺は職員室に向かった


ーーーー

宇「ド派手に雨が降っていやがる!いいぞ!その調子だ!」


煉「電車も止まった!俺帰れない!笑止千万!」


「2人揃ってアホか」


冨「とりあえず、自分のクラスで残った人数を言ってくれ」


冨岡は名簿を取り出して机の上に置いた


「俺の所は2人だ」


そう言って、冨岡は名簿に人数を書いて行った


会議が終わり、教室に戻る


2人は席に座って宿題をしているらしい


胡蝶が1度立ち上がり、俺に向かう


胡「私は姉さんの所に行ってますね、それでは、さようなら」


「ああ」


ガラガラと音を立て、扉を開けて、胡蝶は教室を出た


残ったのは桑島だけか、、、


気まずい、、、


桑島とは何回か話したことがある


懐かしい気配がするが、思い出せない


いつも重要な所がもやもやする


自分の机に座り、窓の外を見る


ピカリと光が照らされる


書類の整理をしようと、机を開けた時、雷が鳴った


獪「轟針先生、赤い雷って見た事ありますか?」


突然、そんな会話が始まった


「赤い雷か、、、映像やら写真やらで見たことあるが、実際には見てない」


獪「そうですか」


翡翠色の瞳を揺らしながら、そういった


俺は外を見て、雷に集中する


赤い雷、、、


月より赤く光り、肉眼で見える落雷


それは一瞬で光るため、その目に入れるのは奇跡とも言える


それを聞いてきたのは不思議だな、、、


興味でもあったのか?


スマホで気象情報を見ながら、俺は喋った

・→←雷鳴



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きゅうり(プロフ) - ゆうきさんコメント有難うございます!まさか前作から見ていた方が完結まで読んで下さったのですか!とても嬉しいです!これからも頑張ります!ι(`・-・´)/ (2020年6月11日 18時) (レス) id: 72f03521a1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(プロフ) - 完結おめでとうございます、 前作から愛読していた為完結して涙が出てきちゃいました、w 前作の連載開始した頃はまだ獪岳の小説が全然なかったのですごく嬉しかった思い出があります。最高の作品をありがとうございました。 これからも頑張ってください! (2020年6月9日 18時) (レス) id: 869cc0f237 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カスパロフ | 作成日時:2020年5月4日 21時

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