学生 ページ14
｢グループ分けの連絡貰ったか？｣
冨｢ああ､､､学生の時と変わらなかった、伊黒と悲鳴嶼は養護教諭の手伝いらしい｣
｢そうか｣
学生時代、俺と冨岡は必ず青組になっていた
それが大人になった今も続くとは､､､
｢今年も勝つぞ｣
冨｢ああ｣
そう言って、俺は教室の中に入った
ーーー
｢体育祭が6月にある、このクラスは青組となった、ハチマキの用意をしておくように｣
生徒｢はい！｣
連絡をある程度伝えて、俺は授業の準備をするために教室に向かった
ーーー
女子生徒1｢月曜大雨降るってね〜｣
女子生徒2｢え？マジー？アイロン崩れてマイケルジャクソン見たいな髪型になりそ〜｣
女子生徒1｢なにそれ逆に見てみたい｣
そんな会話を聞いて、俺は携帯を調べる
確かに、月曜は午後に大雨注意と注意喚起がされていた
梅雨入りのこの時期に大雨はさほど驚かない
だが、一応生徒に連絡しておこう
ーーー
獪岳side
天気予報のアプリを見ながら、俺は微笑む
月曜はどうやら大雨が降るらしい
しかも、かなり強めな
雷注意報とも書かれている、十分だ
これで師範の記憶を思い出させることが出来る
ホームルームが始まり、みなが席に着く
師範は教卓にバインダーを置いて、ホームルームを始めた
｢月曜は大雨が降るらしい、できるだけ備えておくように、ビニール袋や靴下も備えておくと便利かもしれない｣
｢それじゃあ、ホームルームを終わりにする、さようなら｣
生徒｢さようなら｣
部活の用意をして、俺は部室に向かった
ーーー
Aside
部活が始まり、玉を弾く音やバウンドする音が響く
奈｢兄貴〜、足捻っちゃった｣
｢分かった、保健室まで行こう｣
奈｢うん｣
｢紅、弟を保健室に運ぶ、ここは、頼んだ｣
紅｢おっけ〜｣
普通に返事できないのか、って思いながら、俺は弟を保健室まで運んだ
ーーー
保健室に着いて、厚めのタオルと保冷剤を棚から取り出す
ベットに弟を寝かせて、足の下に厚めのタオルを敷いて、患部を冷やす
｢冷たくないか？｣
奈｢大丈夫だよ｣
｢良かった､､､下校までここにいてくれ、今日は送る｣
奈｢ありがとう｣
ーーーー
俺は時計を見て、指示を出す
｢次は柔軟をやる、同じ学年の生徒と組んでくれ、桑島は俺とやろう｣
部員｢はい！｣
部員はそれぞれ組を作り、桑島は俺の方に来た
獪｢よろしくお願いします｣
｢ああ｣
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きゅうり(プロフ) - ゆうきさんコメント有難うございます！まさか前作から見ていた方が完結まで読んで下さったのですか！とても嬉しいです！これからも頑張ります！ι(｀･-･´)/ (2020年6月11日 18時) (
レス) id: 72f03521a1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(プロフ) - 完結おめでとうございます、 前作から愛読していた為完結して涙が出てきちゃいました、w 前作の連載開始した頃はまだ獪岳の小説が全然なかったのですごく嬉しかった思い出があります。最高の作品をありがとうございました。 これからも頑張ってください！ (2020年6月9日 18時) (レス) id: 869cc0f237 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カスパロフ | 作成日時：2020年5月4日 21時
