検索窓
今日:16 hit、昨日:0 hit、合計:44,887 hit

ラムネ ページ42

ラムネを飲むと、トントンと舌を叩く感覚があった


なるほど、しゅわしゅわとはこんな感じなのか


新しい感触に好奇心を抱きながら飲む


味も美味しい、砂糖が入っているからか、甘い


あんこ餅をパクッと食べて、ラムネとやらを飲んだ


「獪岳、美味いか?」


獪「新しい感覚でおいしいです」


俺の方を向いて、ニコリと笑う


団子を持っているその手には、青色の組紐があった


弟子を持つとこんな感覚なんだな、、、と思い、ふふっと笑う


「そうか」


あんこ餅を食べて、俺はそう答えた


ーーーーーー
皿は俺が返しに行って俺達は温泉に向かった


脱衣所で服を脱ぐ


ふと獪岳の方を見ると、俺を見てニヤニヤする


「なんだ?」


獪「首筋の痕、まだ残っているんですね」


スっと俺の首筋に手を伸ばし、痕をなぞる


こそばゆくて、目を逸らした


「お前がつけたんだろ、、、」


でも、直そうとは思わない


これは獪岳がつけた傷だと思うと、残したくなる


俺は腰に布を巻いて、浴槽に入った


ーーーー
熱いお湯が体を包み込む


じわじわと肌を温めてくるそれは、とても気持ちよかった


「そうだ、獪岳って桃が好きだったよな?」


獪「はい」


「この前任務先で桃を育てている場所があるって聞いたから、時期になったら獪岳にもやる」


獪「あ、ありがとうございます!」


ぱちゃりと水音をたてながら、キラキラした目で俺に礼を言う


何かと俺の方が年下な感じが多かったので、獪岳少年らしい表情が見れて安心した


ふと、外を見る


帰った頃は夕方だったからか、今はもう夜になっていた


ここは高台に作られているからか、風呂に入りながらでも、夜景がくっきり見えた


さすが名所というところか


上を見ると、星が浮かんでいた


獪「星が綺麗ですね」


「だな」


獪「あれ?意味知らないんですか?」


ちゃぷりと水音を立てて俺の方を向く


「ん?そのまんまじゃないのか?」


獪「貴方って人は、、、こればかりは自分で勉強してくださいね」


「え、あ、ああ、、、」


とは言われても、誰に聞けば、、、


冨岡か?宇髄か?胡蝶か?


うーん、、、


頭がボーとする


頭が回らない、早く上がろう


獪「どうしたんですか?」


「のぼせた、上がる」


獪「え、まだ30分くらいですよ?」


「ん、、、いつもは10分しか風呂入ってない、、、これでも入った方だ」


獪「わかりました、俺はあと少し入っていますね」


お湯から出て、俺は脱衣所に向かった

誘い→←ショタイメ画



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (42 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
208人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

きゅうり(プロフ) - 星妻桜@姉妹同盟さん» 安心せい!次回作ではもっとイチャイチャさせるでい! (2020年4月28日 17時) (レス) id: 72f03521a1 (このIDを非表示/違反報告)
星妻桜@姉妹同盟(プロフ) - あ〜ッ!!!!獪岳がぁあああ!!!!辛いィィ! (2020年4月28日 15時) (レス) id: fe16128dce (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:カスパロフ | 作成日時:2020年3月18日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。