【鬼滅の刃】【獪岳】俺の継子が男前すぎて抱かれる話 (ページ39)

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修行ページ39

修行の内容としては、鬼殺隊は野宿する場合があるそうだ

だから、今のうちに訓練するらしい

列車を降り、改札を出る

確かこの地は歴史が古く、水晶の制作などが盛んだったらしい

とりあえず、修行の目的地である帯那山を登る

ここで野宿か､､､確かに山菜やら木の実やらが多いな

しばらく周りを歩いていると、1人の男の子がすすり泣いていた

｢どうした？｣

話しかけない訳には行かないので、声をかける

男の子｢お散歩してたら迷子になっちゃった､､､グス､､､｣

｢お家に帰りたいのかい？｣

男の子｢お家､､､お寺なの､､､だから､､､お寺､､､｣

そういえば、寺みたいな建物があったな､､､

｢連れてってあげる、おいで｣

日が降りれば鬼が出てくる、早く連れていかないと危ないだろう

手を繋ぎ、俺はお寺まで向かう

男の子｢お兄ちゃんの髪、サラサラで綺麗だね｣

｢ありが､､､とう｣

褒められるのは少し照れくさい

頬を掻き、そっぽ向く

ふと空を見ると、黄昏時なのか、紫っぽい色になっている

この状態はせっかちな鬼なら出てくる

しかもその場合空腹の鬼の可能性が高い

｢背中に乗って、走る｣

男の子｢うん！｣

元気に背中に乗り、俺は走る

目的地まではあと少し、早くしなければ

寺に泊まるのは寺の人に申し訳ない

野宿する場所を決めないと

男の子｢見えた！｣

顔の横から腕を出し、寺に向かって指さす

ふと、ある匂いが香る

｢藤の花の匂い？｣

男の子｢うん！僕の住んでいるお寺は藤の花のお香を炊いて、鬼を追い払ってるんだ！｣

なるほど、少なくても鬼の存在を認知しているってことか

｢そうか、なら、鬼から襲われないように、早くお寺に行かないとな｣

男の子｢うん！｣

俺はもう一度男の子を背負い直し、前に進んだ

すると、鬼の振動が僅かにした

｢すまない、１回降りてくれないか？そして、目を瞑って｣

男の子｢わかった！｣

｢いいこだ｣

俺は男の子を下ろして、目を瞑っているのを確認したら、背中から父の日輪刀を取り出した

そして、鬼のいる方向をじっと見る

呼吸は使える、でも、それは俺の技じゃない

轟針家は代々、自分の呼吸を確立する

それは〝針の呼吸〟となる

ただ、派生先はバラバラなことが多い

父親の針の呼吸は水からの派生

俺の適性は､､､まだわかっていない