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駅「間もなく〜終電、上野〜」


荷物を持って、扉の方に向かう


電車の揺れが止まり、俺たちは外に出た


ここから駅を出て、、、少し歩くのか


地図を見ながら、指で目的地を辿る


改札から出て、温泉に向かった


獪「上野ってこんな街なんですね」


獪岳は不思議そうに周りを見る


「甘味処が多いな、、、後で回ろう、とにかく宿に向かわないと」


そして俺たちは宿泊する宿に向かった


ーーーー
女将「いらっしゃいませ、、、おふたり様ですね、泊まりますか?日帰りですか?」


「泊まります、1泊2日です」


女将「かしこまりました」


和服に身を包んだ若い女将がスタスタと部屋に向かった

ーーーー

女将「やっばい、めっちゃ美人なお客来たんだけど」


女将2「見せろやコラ、私案内するわ」


女将「わかった」

ーーーー
しばらくたったあと、別の女将が来た


女将2「部屋まで案内します、こちらへ」


俺達は靴を脱ぎ、スリッパに履き替える


スリッパは最近日本に輸入された、室内用の草履みたいな物らしい


布だからか、足が暖かい


女将の後ろに俺、そしてその後ろに獪岳という順で部屋に向かった


女将2「このお部屋です、お食事は何時頃お出ししましょう」


「獪岳、何時頃夜ご飯食べたい?」


獪「そうですね、、、甘味処や温泉のことも考えると、20時くらいが丁度いいかと」


「わかった、じゃあ20時で」


女将2「かしこまりました、それでは、失礼します」


ーーーーーー
「じゃあ、甘味処に行くか」


浴衣の角帯を締めて、俺は獪岳にそう言った


獪「甘味処で1番近い場所は、、、ここですね」


地図を指さした所は、餡子系が美味しいと噂の甘味処だった


「ああ、向かおう」


宿を出て、甘味処の場所に向かう


浅草とは違う賑やかさの上野は、とても居心地が良かった


遊び回っている子供や、それを愛おしそうに見ている母親


自分は誰かと外で遊び回ったことがなかったから、とても羨ましかった


唯一自由だった1ヶ月あった、修行名義だけど


でも、それ以外は稽古やらなんやらで、日々を送っていた


ーーーーーー
父「Aは今日で7歳だな、おめでとう」


「ありがとうございます」


父「7歳までは神の子である、それが終わったのを境に、この家の修行は本格化する

1ヶ月間、山で生活してこい」


「山、、、?どこの山ですか?」


父「山梨県甲府市だ」

修行→←温泉



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きゅうり(プロフ) - 星妻桜@姉妹同盟さん» 安心せい!次回作ではもっとイチャイチャさせるでい! (2020年4月28日 17時) (レス) id: 72f03521a1 (このIDを非表示/違反報告)
星妻桜@姉妹同盟(プロフ) - あ〜ッ!!!!獪岳がぁあああ!!!!辛いィィ! (2020年4月28日 15時) (レス) id: fe16128dce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カスパロフ | 作成日時:2020年3月18日 1時

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