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風呂 ページ32

家に帰り、風呂にお湯を貯める


風呂で連想する、明日の温泉、、、


やっぱり、夜景が綺麗な上野がいいよな


ふふ、、、考えるだけで楽しみになってきた


お湯の温度を確認し、俺は脱衣所で衣類を脱ぎ、畳む


組紐を解き、衣類の上に置く


扉を開けて、風呂に入り、肩まで浸かる


入れたてだからか、いつもより少し熱かった


でも、熱いくらいがちょうどいいか、と思いながら天井を見上げていると


風呂の扉が開いた


「、、、え?」


扉の方を向くと、獪岳がいた


俺は慌てて、理由を聞こうとしたが、いい言葉が浮かばない


だが、当の本人は特に慌てた様子もなく、むしろ冷静な態度だった


獪「隣、失礼します」


思考が追いつかないまま、獪岳は浴槽に入った


落ち着け、自分


風呂くらいでなんだ、俺達は体を繋げたのだぞ


今更どうってことない、、、


獪「師範の髪の毛ってサラサラですよね、青色で綺麗ですし」


俺の髪の毛を持ち、そう獪岳は言う


確かに、母親も父親も真っ直ぐな髪の毛だったからか、遺伝したのだろう


「ん、、、獪岳はふわふわしてる」


獪岳の頭の上に手を置いて、感触を楽しむ


獪岳は下を向いた


獪「もっと、、、お願いします」


少し伏せ目になりながら、俺におねだりする


「ああ」


まるで猫みたいだな


無論、猫みたいなふわふわな感触は、いつまでも撫でていたいと思えるほどだった


しばらくたったあと、獪岳は口を開いた


獪「今日は楽しかったです、浅草の色んなところを回って、お揃いの組紐も買えて、、、

明日も温泉が楽しみで仕方なくて、、、」


乾いた笑いをし、頬を掻く


「ふふ、そうか」


何はともあれ、楽しんでくれたのなら何よりだ


獪「そして、ずっと思ってたんですけど、、、」


獪岳の細く、少し短めの指が俺の脚に触れる


獪「師範って、筋肉が凄いですね、、、俺もこうなりたいです」


「んん、、、、、、そうかよ、、、」


水の中だからか、不思議な感覚がする


獪岳の指はツーと俺の脚をなぞる


「ふ、、、ん、、、」


くすぐったいとは何かが違う


これは快楽なのか、、、?


獪「師範はやっぱり可愛いですね」


「俺は、、、可愛くない」


獪「じゃあ、可愛い所を証明してあげます、お風呂上がったら覚悟してくださいね」


あまりにも急な誘いだったので、思わず驚く


獪「師範が先に上がって、待っていてくださいね、あ、髪の毛洗いますよ、、、?」


まて、情報量が多すぎる


俺はとりあえず、ああ、、、と言ってしまった

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きゅうり(プロフ) - 星妻桜@姉妹同盟さん» 安心せい!次回作ではもっとイチャイチャさせるでい! (2020年4月28日 17時) (レス) id: 72f03521a1 (このIDを非表示/違反報告)
星妻桜@姉妹同盟(プロフ) - あ〜ッ!!!!獪岳がぁあああ!!!!辛いィィ! (2020年4月28日 15時) (レス) id: fe16128dce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カスパロフ | 作成日時:2020年3月18日 1時

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