【鬼滅の刃】【獪岳】俺の継子が男前すぎて抱かれる話 (ページ24)

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治療ページ24

腹を擦る

頬についた血を拭い、口の周りについた自分の血を舐める

お互い沈黙の中、宇随から口が開いた

宇｢あー、あいつがお前襲う理由何となくわかったわ｣

俺は鴉を撫でる手を止める

｢ん？なんでだ？｣

宇｢あー､､､無自覚なんだな､､､心配だ｣

｢いや、なんだ、口で言わないとわからん｣

腹の痛みもだいぶ引いてきたので、起き上がる

すると、肩を押され、後ろにあった木に追い詰められた

背中に痛みが走る

宇｢お前、いい加減自覚しねぇと俺でも襲っちまうぞ｣

自分より少し高い目線で、そう訴えられた

｢き､､､気をつける｣

宇｢ああ、そうしてくれると助かる｣

スッと離れて、宇随は帰っていった

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意外と任務は早く終わり、家に帰ってもまだ獪岳は起きていた

獪｢おかえりなさい師範、食事の準備はできていますよ｣

｢ありがとう｣

獪岳の姿を見れることに安心し、微笑む

それにしても、昨日の出来事は覚えているのだろうか

酔ってる時の事を覚える人と覚えていない人が居るのは当たり前だ

獪岳はどちらに分類されるのかが気になる

もし覚えていたら､､､

顔が熱くなる

獪｢思い出しているんですか？昨日のこと｣

翡翠色の目が視界に入る

｢べ、別に､､､｣

目を泳がせる

でもこの行動は怪しすぎる

嘘だとバレたくない

ギュッと目を瞑り、獪岳が戻るまでまつ

だが、足音がしない

恐る恐る目を開けると、獪岳と目が合った

そして、唇に柔らかい感触

呆気にとられている内に、口が離れる

獪｢可愛い顔していますよ？｣

｢くそう､､､年下に攻められるとは､､､柱としての威厳が､､､｣

頭を抱え、獪岳の顔から目をそらす

獪｢師範、俺と恋人になってください｣

対照的に、獪岳は俺を真っ直ぐ

｢体を繋いだのに、まだ恋人じゃなかったのか｣

もう一度獪岳の方を向いて、微笑む

獪｢改めて言ったのです、それで、お返事は？｣

｢良いに決まっている｣

ああ、初めての恋人が同性とは､､､

しかも継子に手を出してしまった

でも、後悔はしていない

これからは獪岳を守るために生きよう

守る者がある人間は、強くなれる

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胡｢はい！機能回復訓練はこれで終了です！お疲れ様でした！｣

｢相変わらず容赦ないな｣

胡｢柱は常に死と隣り合わせですから！訓練は容赦しませんよ！｣

そうか､､､とだけ言い、俺は屋敷に戻ろうと踵を返す