検索窓
今日:21 hit、昨日:0 hit、合計:44,892 hit

噛み跡 ページ23

宇「しらばっくれるのは地味だぜ?それにしてもあの継子、相当独占欲強いんだな?」


「噛み跡、、、?、、、ああ、、、あの時か」


たしか襲う時に、首筋に痛みがあった


宇「こりゃド派手だ、、、まじでやりやがったんだな」


「やりやがったな、、、て、俺が加害者みたいじゃないか」


宇「でも実際そうだろ?入れたんだろ?」


そうして輪っかの中に指を入れる仕草をする


「その仕草やめろ、あと、俺は入れる側ではない」


宇「、、、は?」


「ん?だから俺は入れる側では無い、おかげで腰が痛い」


宇「え、まて、お前どう考えても攻めだろ?」


「いつから俺が入れるような立場になった、ぶん殴るぞ」


宇「年下が攻めとは、、、派手だなぁ」


「お前のせいだからな?」


ーーーーーー
「合同で任務か、俺は右に向かう」


宇「ああ」


村に入り、当たりを見る


看板には東広場と書かれていた


わざわざ東と書いてあるということは、西や北があるのだろうか


住民はほとんど家の中で待機させている


広場の真ん中の像を中心に、円を描くように家が配置されていた


迅速に対応しないと、住民に被害が出ることは明らかだった


1度深呼吸をして、周りを見る


鬼は凶暴な一体が子供を食べていると聞いた


頬から汗が垂れる


蒼い瞳を左右に動かす


俺は木の影から見えた影を見逃さなかった


針の呼吸、肆ノ型、突針


銅像の台を蹴り、遠くにいる大型の陰に刃を向ける


鬼「ガルルルルル、、、!」


長さは俺の3倍位だった


鬼は拳を横に振る


針の呼吸、壱ノ型、湾曲一閃


上に曲がり、手を回避する


首に刃を振るう、、、が


「、、、は?」


血を固めて、阻止しやがった


鬼は俺を蹴りあげる


それはちょうど腹に当たる


「ぐ、、、」


完全に油断していた


でも、痛くはない


あの彼岸花の毒と比べれば


俺は近くの木を蹴り、酸素を思い切り吸う


針の呼吸、録ノ型、遠影針斬


シュッと斬る音と同時に、首が俺の横に落ちる


にしても


「うぅ、、、」


昨日ので痛めた腰に腹パン、、、


とても痛い


刀を鞘にしまい、木にもたれ掛かる


「鴉、宇随に任務が終了した事を伝えて欲しい」


宇「その必要は無いようだぜ?」


パッと横から宇随が姿を見せる


「はぁ、、、びっくりさせるな」


ズルズルと倒れ込み、羽織も自然と下がる


「腹が痛てぇ、暫くこのままにさせてくれ」


隊服を捲り、腹の様子を見る


肋折れたかもしれないな

治療→←師範



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (42 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
208人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

きゅうり(プロフ) - 星妻桜@姉妹同盟さん» 安心せい!次回作ではもっとイチャイチャさせるでい! (2020年4月28日 17時) (レス) id: 72f03521a1 (このIDを非表示/違反報告)
星妻桜@姉妹同盟(プロフ) - あ〜ッ!!!!獪岳がぁあああ!!!!辛いィィ! (2020年4月28日 15時) (レス) id: fe16128dce (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:カスパロフ | 作成日時:2020年3月18日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。