【ヒロアカ】普通科の問題児Ⅱ【男主】 (ページ4)

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センセとページ4

彼が帰ってきた時、友人を連れていた。

「元気してるか。」
「昨日の今日だよ？」

相澤センセの私服。山田っちの私服。
どれも新鮮なものだった。

「邪魔するぜ。」
「お、おう…」
『湯上‼そこはおかえりだぜ！』
「えっ、そこも言うの？」
『もっちろんだ！』
「だから家でマイクつけないでよ…」

なんとかはぐらかしてリビングに戻る。

「あれ、食器洗ってあるんだな。」
『湯上‼‼』

「だからマイク外せって!」

「うれしぃぜぇ!」

バッと抱き着い来るプレゼントマイク。

「食洗器ないから大変だったよ。あ、洗濯機も使い方よくわかんなかったな。」
「…最近の子はまったく…」
「いや、どっちかっていうと湯上の家にあるやつの方が最新だぞ。」
「シヴィー!」

「相澤センセはなんで知ってるの？？」
「入ったことあるからな。」
「上げた覚えがねぇなぁ。」
「親が連れてった。」
「くそだな。」

そんな愚痴を垂れる僕をプレゼントマイクはソファに座らせる。

『あれ、湯上ってば一日何してたん』

散らかってもいない。荒らされた形跡もないリビング。

「スマホ。」
『シヴィー!』
「うるさい！」

『テレビんとこに映画とかゲームとか確かあったぜぇ!』
「さすがにあされないよ。」

「…よし。飯食うか。」

それを余所目に袋に入った食材をキッチンで並べだす相澤。

「そうだ。インスタント麺じゃなくてさ、ちゃんとしたお弁当が食べたい。インスタント麺て好きじゃないんだよね。」

冷蔵庫に食材はほとんどなく、湯解する味噌汁の素が棚にインスタント麺と共に並べられていた。

「意外だな。」
「そう？」
『じゃあ明日オフだし買いに行くか!』
「お願い。」
『！？湯上もいくんだぜ？』
「なんで？」
『なんでって…』

眉をひそめた彼は相澤センセを見つめる。
「…一緒に行ってこい。」
「…はーい。」