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Prolog ページ2

確かあれは齢三つの頃
家の階段で足を滑らせ転倒し、頭を強く打った時だ。

咄嗟に頭に浮かんだのは「解体」の文字。

何故か冷や汗を大量にかきながら意識を手放したのを覚えている。


そして目覚めて目に入ってきたのは”自. 殺愛好家”の双子の兄、太宰治。

普段なら「お兄ちゃん」呼びなのだが咄嗟に出た言葉が「兄さん」

その言葉を聞いた瞬間の兄さんの顔は忘れられない。


それからは早かった。

私達双子は前世の記憶持ちだと発覚し、自分の力についても思い出した。

この事は私達双子の秘密にしようと相談し、家に帰れば普通に生活する、はずなのだが.......


なんせ前世との年齢を合わせれば精神年齢は26歳、
親のことを「ママ」や「パパ」なんて恥ずかしすぎて呼べない。
結局この日から親の呼び方は「母さん」「父さん」

その後も幼稚園に通うことになるのだが、やはり大変なのである.......

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蒼深月(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください! (2019年7月19日 0時) (レス) id: 1231530362 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なる | 作成日時:2018年8月31日 17時

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