【HQ】天才バレー馬鹿。２！ (ページ9)

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天才３８ページ9

和「時雨は、なにしてた？」

『俺？俺は、第三体育館で黒尾と光太郎と赤葦と日向と月島と一緒に３対３してた。』

和「大変そーだな…」

『そりゃ大変だよ。厨二病いるし、精神年齢５歳児もいるし、大変だったよ。

けど、』

和「けど？」

『楽しかった…公式戦とは違う楽しさがあった。』

また、やりたいな。って思えたんだ。

また、３対３をしたいなって初めて思えた。

和「そっか…」

和side

時雨が、あんな風に思うなんて、いつぶりだろう…

基本的に楽しそうだけど、稀にまた、やりたいなって言うんだ。

普通の試合とかでも楽しそうに、やってる。演技とかじゃなくて、本当に楽しいんだと思うけど、また、やりたいなとは言わない。

そんな時雨を楽しいと言わせられるなんてどんな、試合をしたのか…

まぁ、そんな事心底どうでもいい。

ただ、時雨がまた楽しくバレーをしてくれるのなら、理由なんてどうでもいい。

時雨side(に戻ったぜぃ。)

久しぶりだなー、こんな気持ちになったの。

まぁ、普通の試合も楽しいんだよ！楽しいんだけどね！！

また、やりたいとは思わないんだ。

けど、さっきやった。３対３。

すげぇ楽しくて、またやりたいな。って思えた。

昔みたいに、゛やらされるバレー゛じゃなくて、

゛やるバレー゛が、できるってすげぇ楽しいなって、いいなって、久しぶりに思ったんだ。