天才46 ページ17
白福先輩が行ってから動きたく無かったので、そのままベンチに座ってぼーっとしてる事にした。
10分くらいずっと何もせずただひたすら空を眺めていたら、
『冷たッ』
頬に冷たい何かが当たった。
和「なーにしてんの」
『うお、和。』
和「ん、あげる。」
和は俺の隣に座った。
勇者和からお茶をもらった!
時雨は持ち物に加えた!←
加えてねーよ?
『お、ありがと』
ペットボトルのフタをくるくるーっと回して1口お茶を飲む。
和「心配すんなよ。俺はお前の事わかってるつもりだから。そん時の調子も全部ひっくるめて。」
さっきの話を聞かれちまったのか…
『なんも心配してねーよ。元々、お前しか完璧には信じちゃいねーかんな。』
和「なんだよw それ将来困るパターンw」
『いーだろー、ずっと一緒にいたんだし信頼してもー』
そう言うと、和は「まーな」とか言って少し寂しそうな顔をして空を見上げた。
今は3時半くらいだからそこまで明るくなくて、星がまぁ、このへん都会だからな…
見えるっちゃ見えるくらい。
和「俺たちってちっちゃいよな。」
『あ?』
和「俺たちってさあのでっかい宇宙に散らばってる星よりもちっちゃいよなって。」
『そーか?』
和「きっと想像してる意味が違うな。うん。
あのな、あるじゃん、アニメとかで。主人公が山とか登って頂上行ってでっかくて綺麗な景色見て、「俺の悩みなんてこのでっけぇ景色に比べればちっさいな」って言うじゃん。ああいうの。」
あー、あの銀○の神○と新○が強くなりたい!的なのになった時ヅラが言ったようなやつか!←
『なるほど』
まぁ、そう考えるとちっさいな。確かに
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レイヤ - 小説の才能のあるあなたに、憧れました。無理を承知で言います。もう一度小説を書いて欲しいです (2020年3月21日 20時) (レス) id: eb4bf42b53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒鷺夜@国見は俺の嫁。 | 作成日時:2017年5月30日 5時