いつもの、いつかの、いつのまにか＠jw短編集

車掌探偵さんっ！1 緑×赤 ページ29

リクエストありがとうございます。

謎パロです。謎過ぎるほどに謎パロです。

赤さん車掌、緑さん販売員 電車の中せってー



橙 視点

うわぁぁぁぁ、という誰かの悲鳴からこいつらのイチャつきを見させられる一体なにがあったんだろうか。


数十分前


紫 「あっ、照史、それ俺の！｣



橙 「食べんのがいかんのですー。｣



俺らは、これから先のことも知らず、楽しくlunch☆timeをエンジョイしてた。

……そう、この事件はちょうど爽やかな車掌さんが、俺らのいるところへ来たときのこと。


うわぁぁぁ、という男の声が車内に響いた。

今気づいたけど、乗客は俺らの他には十数人ぐらいしかいない。つまり、なにか起こると必ずといって言いほど俺らの号車の乗客。

……つまり、俺らがそこに見に行こうと動く。


しかし、案外動きが機敏な俺らよりも前に事件があった(と、思われる)場所へ動いた人影が2つあった。

そう、一人は車掌さん。もう一人……は？



？ 「大丈夫ですか？なにがありましたか？｣



……声がでかい。

俺らが席を立とうとすると、車掌さんと思われる人の大きな声が聞こえた。



？ 「大毅、そんなんええで俺構って。｣



……この声は誰だろうか？

きっと、車掌さんじゃないもう一人の方だろう。


構ってって、どういうこと？なんて思いながら、事件現場に行くと衝撃の光景が広がっていた。

被害者と思われる男性に声をかける車掌さん。……と、その車掌さんの左手を恋人繋ぎで繋いでいる例のもう一人の人。


俺らは、真顔でその光景を見ていると、次はもう一人の方が車掌さんにキスをしはじめた。


……うん、なに見せられてんねやろ。



それで、冒頭のあの心の嘆きに戻るのである。




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