おすきなままに (ページ7)

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ぼくだけのごしゅじんしゃま！！ページ7

大ちゃん猫。
in×ar

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大貴side

にゃー。

と鳴けば、ご主人様は分かってくれる。

今はお腹が空いてるんだ、眠たいんだ、寒いんだ、暑いんだ、

甘えたいんだ_____。

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「にゃー」

慧「あー、ただいま。大ちゃん」

帰ってきたらすぐ、ぼくの名前を呼んで抱きしめてくれる。

「にゃあ」

あったかいにゃあ。慧くんは。

でも、ご主人様は僕のものなの？僕だけのものなの？

外の慧くんはわからにゃいから、ちょっとさみしい、にゃ。

僕は慧くんだけが好きだよ。

慧くんの好きな人は僕じゃにゃいの？

猫の愛は重いんです。

でも、伝わらにゃいの。

一度だけ、人間になりたい。

対等になりたい。

人間として扱って…？

慧くんが、大好きにゃの。

やっぱり慧くんはあったかい。

眠たくなっちゃうにゃー…

.

.

「あ、れ…？」

朝起きたらなんだか、いつもと違う、感じ。

これは僕の体じゃにゃいよ？

慧「あるぇ？大ちゃん…？お、は、…？」

いつもの朝。

でも違う。

「「なんで人間になってるの？」」