文化祭 ページ1
学パロ ar×in
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有岡side
「ということで、俺らのクラスの出し物は男女逆転カフェで」
クラスの文化祭実行委員が、そう言い放つ。
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俺が先生とカフェで出すメニューやら内装やらの相談をしていると、服装の担当をしている女子に声をかけられる。
「ありおかー、ちょっときて」
先生にすいません、と言い、そちらに向かう。
「服は一応できたんだけど、サイズの確認したいから試着してもらってもいいかな。」
大貴「ああ、いいよ」
メイド服ねぇ…人生で初めて着るわ。
着替えの場所となっている被服室に足を運んでいる最中、今自分が置かれている状況について考える。
流石に男子全員メイド服を着るわけではなく、クラスで選抜された5人だけ。
俺はその中の五人にいるわけで…。
被服室に着くと、ドアの前にふりふりのメイド服を身に纏い、カツラを被った、手越くんこと手越祐也が立っていた。
大貴「おー、似合ってるじゃない。え、そんなふりふりなの?やだなぁ」
苦笑いしかできないんだけど…
祐也「いや、五人全員違うらしーよ?俺は俺にあったものってわけ。いやー、似合いすぎて困っちゃうわこりゃ」
そういって、パシャパシャと自撮りを始めた手越くん。
相変わらず絶好調だな。
確かに超絶可愛いわけだけども。
大貴「あれ、てか、伊野ちゃんは?」
祐也「はいはい、本当に好きね。伊野尾なら、女子がメイド服着せるのに苦戦してるとこ」
大貴「あー…」
確かに嫌がりそうだね…。
祐也「ちなみに後の2人は今さっき教室に向かったよ」
ああ、確かにさっきお揃いのメイド服を着た二人組の後ろ姿が…。
手越くんにありがとうと言い残し、被服室のドアを開く。
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作者名:かーこ | 作成日時:2018年12月1日 20時