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そしてあれから3日経ったくらいだった。朝起きると国からメールが着ていたのは。俺はそのメールを見た時自分の目を疑った。急いでWESTのメンバーに教えるために部屋から出てリビングに向かう。

「おぉ…どうしたん?神ちゃん」

しかし下には流星しかまだいなかった。おれは少しガックリしながらも先に流星にだけでも話すことにした。

「どないしよ…明日までには殺せって言われてもうた…」
「…は?」

本当は1週間は様子見する予定だった。国もそれでいいと言ってくれていたから。なのに。

「なんやそれ…」

流星も驚きのあまり目がとび出そうだ。俺がぼーっと突っ立っていると上からバタバタと階段を降りる音が聞こえてくる。

「神ちゃっ!」

慌てて降りてくるのはしげで同じメールが届いたのだと悟った。俺が慌てているしげを宥めていると流星は上に上がって行った。

「俺ら…みんなに迷惑かけとるやん…」
「何がリーダーやねんな…」

落ち着いたしげと俺でネガティブがまた出てきてしまう。どれほど時間が経ったのだろう。2人だけでリビングに居たら他のみんなが降りてきた。

「今日殺しに行くで」
「…え?」

流星の言葉に思わずそう返す。しかしそんな俺の疑問の声は無視されて話は進んでいく。

「しげも神ちゃんも武器の手入れはしとるやろ?もう行くで」
「運転は俺がやるから」

指示を淡々と出してくる照史と淳太に俺としげは言う通りに動くしかない。

「情報に関しては車ん中で伝えるから」

そう俺に言ったのんちゃんは完全に戦闘態勢だ。これは俺らも気合いを入れてかなあかん。そう思い戸惑いを捨てた。

「流星は助手席にお願い。濱ちゃんと照史は1番後ろでもええ?のんちゃん真ん中にしてしげと神ちゃんで挟んで座っといてや」

車に乗る前に淳太からそんな指示が飛んだ。その言葉の通り車に乗り込む。

「忘れもんないか?」
「ない!」
「行くで」

淳太はそう言うと車を走らせた。

「2人とも、今回の作戦を説明すんで」

俺は話し出したのんちゃんの声に耳を傾け、パソコンを覗き込んだ。

「まず、俺が調べた情報によると今日はこのBARで情報収集をする予定らしい。顔はこの顔で来とる。これは間違いないと思う。殺すタイミングは2人が決めてな。一応流星はこっちのビルの屋上に待機してもらっとるから」

改めて感じる。のんちゃんの情報収集能力の凄さを。あの時とは違う。確実に殺せると確信をもてる。

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年長さん(プロフ) - ブラックな少女さん» コメントありがとうございます。少し怖くしすぎましたかね?もうちょっと抑え気味でいけるよう努力致します! (2022年10月23日 2時) (レス) id: fc92530c03 (このIDを非表示/違反報告)
ブラックな少女 - 42の流星、怖い、サイコパス…。 面白かったです (2022年10月21日 19時) (レス) @page44 id: 3cbd83fd77 (このIDを非表示/違反報告)
みかちゃん(プロフ) - とっても面白くて何度も読んでしまいました!素敵なリクエストのお話ありがとうございました。 (2022年10月21日 7時) (レス) @page44 id: 12323e65ad (このIDを非表示/違反報告)
年長さん(プロフ) - みかちゃんさん» 間が空いてしまってすみません💦これにて終わりですがあまり期待に添えませんでしたら申し訳ございません。 (2022年10月21日 1時) (レス) id: fc92530c03 (このIDを非表示/違反報告)
みかちゃん(プロフ) - リクエストがとても面白くて続きがワクワクしてます!ゆっくりで作者さんのペースで楽しみにしてます! (2022年10月20日 22時) (レス) id: 12323e65ad (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:年長さん | 作成日時:2022年8月30日 0時

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