四十話 ページ3
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「…行ったみたいだな」
そう、土籠が呟いた。
よかった、そう思う。
このままだと、寧々ちゃんの傷が癒えないから。
普が行ってくれるかは、わりと賭けだったけど…
まあ、行ってくれたならいいや。
時計を見ると、下校時刻5分前だった。
…まあ、これくらいなら間に合うか。
無事に帰れてるかな、そう思いながら、ベッドに潜り込んだ。
「…更に寝る気ですか、管理人様」
「その管理人様って言うの止めて。聞いてるだけで吐き気がする」
「おい」
未だに慣れないため、土籠にやめろと言った。
今まで生徒だったのに、いきなり様づけは違和感しか生まれない。
むしろ、すぐに適応する人が居るなら見てみたい。
コミュニケーション能力が高いのかは知らないが、多分その辺の人だろうか？
私は、土籠の後ろにいき、土籠のポケットから"点呼表"を取り出した。
サインしてもらおうと渡してから、ずっと忘れてた。
危ない。あと3日後だったら神様に怒られた。
ほとんど仕事してるの私だけど…
ちなみに、もらったのは1年前
「ああ、それか…お前がずっと忘れてたやつな」
「次誰だっけ…」
「たしか、時計守じゃなかったか？未だにサインもらってないだろ」
「あと4人…はあ…」
多い。
まあ、次の期限は1年だから、まだ間に合うか。
1年以内に、時計守の署名を貰わないと。
まあ、同じクラスだから貰うのは容易だろうけど。
蒼井さんが受け取ってくれるかどうか…
…まあいいか。
受け取ってくれるだろう。
猫かぶりの蒼井さんなら、嫌な顔を見せずに。
それより、問題なのは…
「境界の場所がわからないうえに、教室内でバレずに蒼井さんに渡す方法って、あったかな…」
教室内に居る時は、クラスの人が沢山居るから渡せない。
かと言って放課後には時計守の仕事をしに帰る。
放課後渡したい物があるから待ってて、なんて言ったら、大惨事だろう。
誤解されるうえ、そもそも帰らないと時計守2人に怒られる。なんで帰ってこないーって。
…二人きりで渡すなんて、難しい話だ。
…まあ、肌身離さずに持っていれば、いつかは貰ってくれるだろう。
そう思った。
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エユ（このみ☆）(プロフ) - テーブルさん» ありがとうございます！本っ当にちまちまですが、なんとか書いていけてるので、安心してください…！頑張りますっ！ (2020年4月12日 13時) (
レス) id: f90d9ba581 (このIDを非表示/違反報告)
テーブル(プロフ) - 見てて楽しい作品ですね。(上から目線で書いちゃってごめんなさい)裏ちゃん可愛ー！作者さんのペースで更新頑張ってくださいー！！楽しみにしてます！更新お疲れ様です(今更感) (馴れ馴れしかったらごめんなさい) (2020年4月11日 17時) (レス) id: d79f967eed (このIDを非表示/違反報告)
エユ（このみ☆）(プロフ) - 若葉さん» うわーんありがとうございますぅぅぅ！頑張って書いてるので、楽しみに待っていてください… (2020年3月13日 12時) (レス) id: f90d9ba581 (このIDを非表示/違反報告)
若葉 - うわーんツヅキガキニナッテネムレナイーーーー(棒) (2020年3月11日 10時) (レス) id: 4dface175c (このIDを非表示/違反報告)
エユ（このみ☆）(プロフ) - 由羽さん» ありがとうございます！実は、ほぼ毎日ログインして、ちまちまちまちま書いてたりします…(笑)本当に少しですが…。好きになってくれて嬉しいです！更新、楽しみに待っていてください(^^)頑張りますっ！ (2020年1月21日 22時) (レス) id: f90d9ba581 (このIDを非表示/違反報告)
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