番外編:令和 ページ2
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「…令和…?」
突然,頭に浮かんできた
そういえば,明日新元号が発表されるんだっけ。それかな
そう思いながら,デッキブラシを動かした
予知は楽しみも奪うんだな,そう思った
忘れてたから,そこまできにしないけど
「…令和?なんのこと?」
「さあ…なんだろ。私もよくわからない」
寧々ちゃんには,教えないほうがいいか
そう思いながら,掃除道具入れから雑巾を取り出した
普が邪魔してくるが,気にしないことにした
いちいち反応してると,後がめんどくさくなるから,無視が手っ取り早い。そう思ったから,無視した
ずっと無視していると,肩に重みを感じた
普が肩に乗ってきたみたいだ
…重い
「ちょっと,花子くん!裏ちゃんの肩に乗っちゃダメでしょ!裏ちゃんが重さで潰れちゃうじゃない!」
「ヒドくない?俺,そこまで重くないと思うんだケド…」
「人一人分の体重の平均は中学生で大体50くらい。花子さんの背丈や細さ,体格から考えると,軽くても35�圓�らいはある。充分重いよ」
そもそも,めちゃくちゃ硬くした霊力の球は大体40�圓�らい重い
それを宙に浮かしている時点で,力は普通の人間と同じなのを理解してほしい
そう思った
すると,普は膨れながら,肩から降りた
やっと開放された…と思いながら,洗った雑巾を掃除道具入れに入れた
帰ろうと思ったとき,普はとんでもないことを言い出した
「ええー…でも…」
ーサウべ,そんなに重くないよ?
そう言いながら,普は私を…横抱き?姫抱き?…で,持ち上げた
とりあえず…
…降ろして欲しい
「裏ちゃん,大丈夫…?一言も発してないけど…」
「大丈夫。ただ…」
「ただ?」
普が,私の顔を見ながら聞いてきた
近い。ここまで近いのは何気に初めてかもしれない
普のお腹のちょっと下あたりに手を持っていき,殴った
俗に言う,『みぞおち』だ
普の力が弱くなり,少し屈んだため,下に降りた
私が降りた瞬間,普はうずくまった
「降ろしてほしいから,殴ろうかと思っただけ」
「イタタ…サウべ,また力強くなってない?」
「さあね。じゃあ帰るよ,寧々ちゃん」
「わかった!ちょっと待ってね」
寧々ちゃんが準備しているのを待ちながら,今日の出来事を振り返った
…録な一日を過ごしてないな…
…まあ,いいか
「じゃあね,花子さん」
そう言いながら,寧々ちゃんと一緒に帰った
…境界で別れるけど
その後,寧々ちゃんから質問攻めを受けたことは,言うまでもない
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初っ端番外編ですみません!
次から本編です…!
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エユ（このみ☆）(プロフ) - テーブルさん» ありがとうございます！本っ当にちまちまですが、なんとか書いていけてるので、安心してください…！頑張りますっ！ (2020年4月12日 13時) (
レス) id: f90d9ba581 (このIDを非表示/違反報告)
テーブル(プロフ) - 見てて楽しい作品ですね。(上から目線で書いちゃってごめんなさい)裏ちゃん可愛ー！作者さんのペースで更新頑張ってくださいー！！楽しみにしてます！更新お疲れ様です(今更感) (馴れ馴れしかったらごめんなさい) (2020年4月11日 17時) (レス) id: d79f967eed (このIDを非表示/違反報告)
エユ（このみ☆）(プロフ) - 若葉さん» うわーんありがとうございますぅぅぅ！頑張って書いてるので、楽しみに待っていてください… (2020年3月13日 12時) (レス) id: f90d9ba581 (このIDを非表示/違反報告)
若葉 - うわーんツヅキガキニナッテネムレナイーーーー(棒) (2020年3月11日 10時) (レス) id: 4dface175c (このIDを非表示/違反報告)
エユ（このみ☆）(プロフ) - 由羽さん» ありがとうございます！実は、ほぼ毎日ログインして、ちまちまちまちま書いてたりします…(笑)本当に少しですが…。好きになってくれて嬉しいです！更新、楽しみに待っていてください(^^)頑張りますっ！ (2020年1月21日 22時) (レス) id: f90d9ba581 (このIDを非表示/違反報告)
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