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二十二話 ページ27

×月@日 ▲曜日

段々、記憶が無くなっている…気がする

昔は、話しかけてきた子の、顔も覚えていたのに

今では、声もあやふやだ

いつか、全て、忘れてしまうのだろうか

〇月*日 _曜日

願った

私の時間を、高等部一年のまま、止めてくれと

今更、遅い気がするが

今日、思い出した

話しかけてきた子が、いることを

今まで、忘れていたのは、何故だろうか

時間を止めれば、忘れない

時間を止めれば、また会えるかもしれない

そんな、願いをこめ、願った

神様は、叶えてくれたけど

めんどくさい、役職…肩書きを、くれた

全怪異管理人…めんどくさそう


ーーーーーーーーーーーーーーーーー


無駄に、最後の文が、長いと思った


…そういえば、私、転校生だったっけ


…忘れてた


本は、まだまだ続いていた


…でも、気のせいだろうか


一番最初の、ページの前に


〇月*日 ∴曜日

私は、死んだ

でも、後悔していない


…そんなことが、書かれていた、気がするのは


気のせい、なのだろうか


周りを見渡すと、面白いのが見えた


私の後ろに、大量の蝶が居たからだ


よく見ると、私のブローチと似ている


…知らぬ間に、出していたのか


とりあえず、この蝶を使い、寧々ちゃんを探した


案外、すぐ近くにいた


後ろに、でかい怪異を連れて


「わーすごーい」


そう言いながら、得意のデコピンで、霊力を弾く


今回の強度はボール。怪異の元となる蝶を散らすには、ちょうど良い


…ダジャレだな、これ…


「わっ!裏ちゃん!?」


あ、久しぶり、寧々ちゃん


寧々ちゃんも連れて、源くんのもとへ行こうとすると


源くんが、こっちに走ってきた


後ろに、でかい怪異も見える


こいつら、何したんだ


「八尋先輩と…差宇部先輩!無事だったんすね!」


「ごめん、私がついでに感じる」


そう言いながら、源くんの後ろに居る、でかい怪異を散らす


さっきと同じ方法で


「差宇部先輩…!ありがとうございます!」


ああうん、別に良い


後輩は、先輩が、助けるものだから


そう思っていると、普がやってきた


私達を見て、ニコニコしている


…そして、私と源くん達を引き離した


「…?」


「花子さん!裏ちゃんに何するの!?」


やっぱり過保護だな、寧々ちゃん


源くんも、こちらを見て杖を向けている


雷の杖…だっけ


私と源くん達を引き離したあと、普は私の頭を抱き


「ベツに〜?」


と答えた


何かうざい

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エユ(このみ☆)(プロフ) - 加奈さん» ありがとうございます!最初のあたりはかなり大雑把な文になっていますが、ちょっとずつ進化してるので御安心を…最高だなんて…嬉しいです! (2019年8月14日 14時) (レス) id: 565c3a754b (このIDを非表示/違反報告)
加奈 - こういうダウナー系の主人公待ってました…最高。 (2019年8月14日 11時) (レス) id: c9f0456c30 (このIDを非表示/違反報告)
エユ(このみ☆)(プロフ) - 黄泉さん» ありがとうございます! (2019年4月30日 22時) (レス) id: 565c3a754b (このIDを非表示/違反報告)
黄泉 - とっても面白いですね! (2019年4月30日 14時) (レス) id: 4a1429c7dd (このIDを非表示/違反報告)
木の実☆(このみ☆)(プロフ) - 空(くう)さん» ありがとうございます!わかりやすくては良かったです…!(*^▽^*)更新、これからも頑張ります!(*・ω・)ノ (2018年9月30日 19時) (レス) id: 565c3a754b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木の実☆(このみ☆) x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年9月17日 21時

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