十七話 ページ21
十五話、非公開になっていました
本当に、申し訳ありません
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「なーんだ…そういうことだったのね…」
「寧々ちゃん、落ち込みようが凄いね」
あの後、皆に事情を説明した
源くんは、次の劇の練習に付き合ってくれただけって
幸い、私は演劇部
すぐに皆納得し、元気な顔で騒ぎ始めた
…でも、春が来た、とわ…
どういう意味なんだろ…
「そういえば、ブローチ、返してくれない？」
「あ！ごめんね！ちょっと待ってね〜…あった！」
私は、寧々ちゃんからブローチを貰った後
ドアが開いて、先生が来た
でも、私の体には、疲労が溜まっていたので
担任の先生を無視して、眠りについた
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
放課後
私は、花子野郎を殴るべく
ついでに、誤解も解くために
女子トイレにやってきた
ついでに、源くんもいる
「花子野郎、告白のとこ、見てたよね」
「…ウン」
あ、多分これ、最後まで見てない奴だ
最後までちゃんと見ろと言いたかったが、ぐっとこらえた
しばらく経ち、扉が開き、寧々ちゃんがやってきた
寧々ちゃんは、花子野郎が誤解してることを瞬時に理解し、説明しだした
「…花子くん、裏ちゃんが源くんに告白してたのは、演劇部の練習のためなんだって」
「え！？ヤシロ、それ本当！？」
滅茶苦茶嬉しそうな顔をして、寧々ちゃんの方を向く花子野郎
本当に、嬉しそうだ
「うん！あと、怪異退治も兼ねてだって」
「…よかったー…」
ほっとしたようないきをつく、花子野郎
隣の源くんも、ほっとした様子だった
…そういえば
「花子野郎、前に寧々ちゃんをピンチな状況にしたから、二発殴る」
「やっぱ増えてない！？」
「問答無用」
私は、蹴りを一発、そして一発殴った
花子野郎は、頬を痛そうに手を当ててこちらを向いた
「いたた…サウベ、最近ヒドくない？」
「気のせい」
こうした喧嘩を続けていたら、寧々ちゃんがニヤニヤしながらこちらを見た
源くんも、何かを悟ったような顔をしている
「…裏ちゃん…」
「…差宇部先輩…」
最初に寧々ちゃんが私を呼び
次に、源くんが、私を呼んだ
ニコニコして、何か察したような顔だ
「…頑張ってね」
「差宇部先輩なら、絶対叶います！」
「ごめん、何言ってるかわかんない」
「俺もわかんない」
私達は、首を傾げたあと
トイレ掃除を再開した
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 88人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
エユ（このみ☆）(プロフ) - 加奈さん» ありがとうございます！最初のあたりはかなり大雑把な文になっていますが、ちょっとずつ進化してるので御安心を…最高だなんて…嬉しいです！ (2019年8月14日 14時) (
レス) id: 565c3a754b (このIDを非表示/違反報告)
加奈 - こういうダウナー系の主人公待ってました…最高。 (2019年8月14日 11時) (レス) id: c9f0456c30 (このIDを非表示/違反報告)
エユ（このみ☆）(プロフ) - 黄泉さん» ありがとうございます！ (2019年4月30日 22時) (レス) id: 565c3a754b (このIDを非表示/違反報告)
黄泉 - とっても面白いですね！ (2019年4月30日 14時) (レス) id: 4a1429c7dd (このIDを非表示/違反報告)
木の実☆（このみ☆）(プロフ) - 空(くう)さん» ありがとうございます！わかりやすくては良かったです…！(*^▽^*)更新、これからも頑張ります！(*･ω･)ﾉ (2018年9月30日 19時) (レス) id: 565c3a754b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：木の実☆（このみ☆） x他1人 | 作者ホームページ：なし
作成日時：2018年9月17日 21時
