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第3話 副長と一番隊隊長 ページ3

?「お前……もしかして…_______」



なんだなんだなんだ!!!
この黒髪のタバコ持ってる人……超イケメンじゃん……!
なんかスッゲー近づいてくんし!!



?「お前が……新しく来た、魂沢って奴か?」

『へ?』


うおお。
名前知ってんだ……私の。



『なんで……名前知ってるんですか?』

聞いてみた。


?「なんでって、そりゃあ、お前が女だからだよ」
『??私が女だから?』


ドユコト。


?「ここの真選組の屯所は女人禁制。 だから、女が屯所に入ってたら、
新入隊員の魂沢って奴だって、分かったんだよ」


『なるほど!!!』


?「お前……これからお前は真選組なんだからこんぐれェ頭使って考えろ。
真選組はそんな甘くねぇよ」



この人……すっごいド正論言ってる……。なのに。なのに!!!


この人の後ろで、 茶髪の人がめっっっちゃ変顔してくる!!

なんなんだよ! 茶髪の赤目!!!

笑っちまうじゃねーかぁぁ!!!

変顔すんなぁぁ!

これ 、黒髪のタバコの人が後ろ振り返ったら、 また怒られるよ、茶髪の赤目!



?「つーか。お前、俺らの名前知らねェだろ?自己紹介するぞ。 俺は真選組副長の土方だ。

んで、後ろの奴が、一番隊隊長の沖田総悟……って テメェ総悟コラァ!!!

人の背中越しに変顔してんじゃねぇ!!」


沖田「土方さん、俺自己紹介ぐれえ自分で出来まさァ」

土方「え、変顔の件は無視すんのかよ」



『ププッ……』←(笑ってる)


えーこの人達、土方さんと沖田さん超面白え。

なんかコントみたいだな。


あぁ〜これから私、こんな面白くて楽しいトコで働くんだー!
真選組って案外楽しそーだなぁ。



______……みたいに楽に考えててた、私が甘かった……!

これからずっと、茶髪の沖田さんに使われるなんて今は思いもしなかったよ。

第4話 沖田さん→←第2話 隊員との出会い



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作者名:ちぃみゆ | 作成日時:2018年12月4日 23時

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